梅雨にまた…相変わらずの傘 | コンサートホールのお話など

コンサートホールのお話など

レセプショニストとして働いているコンサートホールでのお話や、クラシック音楽やとりとめのないことなどを綴っています。

雨の日の公演で、傘をお座席の下に寝かせて置いていただくお話は、幾度となく書いたことがありました。重複しますが季節なのでお許しを。


今日もまた雨の日の公演だな~と思いながら出勤雨


いつものように「演奏中に傘が倒れて音が出てしまうことがございますので…」とお声をかけると、これまたいつものように、幾人かには「人が通るので、邪魔になるでしょう。開演直前になったら置こうと思っているんです。」と、ややムッとされてしまいます。


すぐ足元、通路に置こうとすれば、確かに気になりますが、お座席の奥(立ち上がった時に座面が上がる、その下)だと気にならず、お隣と多少傘の先端がお互いに出る感じです。


そこまで教えて差し上げられる雰囲気の方にはお手伝いすると、「なるほど~電球」と喜んでいただけます。


お帰りの際にはどうぞお傘をお忘れなく。また、床に置くのに抵抗がある場合はお気軽に係員にお声をかけてくださいますと、傘袋をお渡し致します。


雨のなか、お出かけいただき、有難いことです。今日の公演の拍手の嵐はお客さまが大満足のご様子で、帰路もきっと足取りも軽くなられたことでしょう梅雨