今日はとある資料を探しに古書店に出向きました。嵐が到来する前には他にも立ち寄って帰ろうと思っていたため、少し気が急きましたが、ちょっとだけ…と、CDのコーナーにも出没。
特に必要もなく、ゆっくり選ぶ気持ちの余裕もまく、すぐにスルーしようとターンしかけた時、ふと棚から私を呼んでいるCDがいる気がして、わけもわからずに手に取りました。(NAXOSだったし)
それが、『A STAR OVER BETHLEHEM』だったのです。
純粋なクラシック??クリスマスシーズン用のBGM??と思うようなタイトルと絵です。でも、かわいい天使の絵に一目惚れ。「珠玉のクリスマス・コラール集」という感じでしょうか。
裏を返して収録曲を見てみると、バッハも多く入って、パッヘルベルやメンデルスゾーンもと、しっかりとした内容だったので、とても惹かれて購入しました。
ちょっとイメージと違う気がしましたが、演奏・収録は全てアメリカのものです。
( このCDの詳細 http://ml.naxos.jp/album/8.555049 )
私は最初コラールといえば単純に讃美歌だと思っていましたが、ルター派、プロテスタントの讃美歌を指すのですってね。(私の母校はプロテスタントでしたがその区別を知りませんでした。もしかして私だけ…?)
カトリックがグレゴリオ聖歌にもあるようにラテン語なのに対し、当時、自分の国の言葉で聖書を読みたいということで起こったのが、昔 世界史で覚えた宗教改革となりました。
発祥のドイツを始め、北欧などでは国民の大半がルター派で、そこから移民となったアメリカ・カナダに信徒が多いというから、納得です。ヨハン・セバスチャン・バッハやヘンデルもルター派のルーテル教会に所属していたそうですので、尚更納得です。
少し前、春先のうちの庭に咲いた花の別名が「ベツレヘムの星」という名前であるというお話を書きました。
そのタイミングでまた出会った春の「ベツレヘムの星」に、大変にご縁を感じました。ここでは記しませんが、私なりに腑に落ちる出来事があって、何故出会ったのか、必然を感じました。
車に乗って即刻CDを入れ替えて聴いてみましたら、とても素晴らしく、心が洗われていくようでした
次にまた何か「ベツレヘムの星」に出会うか楽しみです