8月は毎年恒例の夏休みイベントの勤務があります。
今年も、楽しいイベントのうちの一つが無事に終了しました今年は、お客さまのご案内に、私たちレセプショニストのみならず、近くの音大生のお力も少しお借りしました。
学生さんたちはスタッフとして一緒に動いて下さる方や、出演者として演奏してくださる方など、共にイベントを作り上げていきます。時々このような機会に恵まれます。
みんな、しっかりしていてテキパキ動いて、気持ちのよい方ばかりです。本当に興味のあることに希望して仕事に入られたということもあるのだと思いますが、日本の若者もまだまだ捨てたものではないとう喜びを感じます。
一方で、バックステージツアーのようなものは、お子様はもちろんのこと、大人の方でも楽しんで頂いているのが伝わってくると、こちらの喜びもまたひとしおです。
そして、私も少しお相手させていただいたちびっこたち。レセプショニストの真似ごとをちょっぴり体験して頂いたのですが、基本の立ち姿、背筋を伸ばして、足を揃えて、指先はピンとのばしてくっつけて・・・。と、実際にやって頂きますと、みちがえるようにしゃんとして美しく、小さなレセプショニストが誕生するのにはお世辞抜きで素晴らしいと思いました
本物のチケットの用紙を疑似体験でもぎっていただいたりと、真剣な眼差し、キラキラと瞳を輝かせていくのを見ることができたのには、ちびっこたちにこちらがお礼を言いたくなりました。
たいていこういう日は足も痛くなって、帰宅後はしばらく動けずに放心状態ですが、不思議と気持ちは疲れていないのです
普段クラシック音楽を聴くことだけにコンサートホールに行かれ、あまり ガチャガチャ ゴチャゴチャ したイベントには気が向かないという方も多くいらっしゃることとは思いますが、案外、普段は見ることができない所を見られる機会に恵まれたりと、悪くはないなと思って頂けることもあると思いますよ。各コンサートホールならではの企画も楽しみです。
このような機会にはコンサートホールで働く人間が一丸となって総力を挙げて取り組んでいることと思いますので、お近くのホールで何かやっているような時には、一度出掛けてみてくださいね