月の光~ドビュッシー | コンサートホールのお話など

コンサートホールのお話など

レセプショニストとして働いているコンサートホールでのお話や、クラシック音楽やとりとめのないことなどを綴っています。

先日ブログでご紹介したナジュ氏のCDを聴いていて、ドビュッシーの「月の光」が最近の私の心境に合うようで、何度も聴きたくなります。

思えば、私はドビュッシーを何度も繰り返し聴くような「鑑賞」をじっくりとしたことがなかったように思います。前に息子の譜読みの参考にと、ドビュッシーのCDは何枚か買ったのですが、自分で聴き込むことはしませんでした♥akn♥


多分、「どこかで聴いたクラシック」「癒しのクラシック」というようなCDに必ず入っているのでなんとなく敬遠してしまっていた気がします。

普段なら、ショパンのノクターンとか、リストのコンソレーションとか、聴きたくなるパターンですが、ドビュッシーを改めて意識しました。あ、でも、これらの曲も上に入っていますね汗

もしかしたら、ドビュッシーの音楽の力の他に、ナジュ氏の音楽の力かもしれませんね。松浦健さんも弾いてください~~キラキラ大変にイメージが思い浮かびます。

「月の光」は確かに「癒し」系ですね。「誰も知らない私の悩み」というJAZZの有名な曲がありますが、そのタイトル(の、字面)ように壊れてしまいそうなガラスの心、星の王子さまに出てくる薔薇、いろんなものを連想します。

誰もいないコンサートホールに自分だけがぽつんと座って聴けたらいいなと思ってみたり。何も考えず心を解放したい、あるいは静かにものを想いたい。という時にそっと思い出して聴き入りたい曲だと思います。夜の帳が下りてから、自分だけの時間が到来した時月夜





おまけ「誰も知らない私の悩み」
http://www.youtube.com/watch?v=SVKKRzemX_w&feature=share