手すりのある席では | コンサートホールのお話など

コンサートホールのお話など

レセプショニストとして働いているコンサートホールでのお話や、クラシック音楽やとりとめのないことなどを綴っています。

コンサート会場の客席内で、バルコニー席の最前列のように、手すりがついた壁が前にある席がありますね電球


ついつい、そこに物を置いてしまいたくなってしまうようで、恐らく無意識に置いてしまったり、すぐにどけるつもりで仮に置くという方もいらっしゃることと思います本



ですがそれもレセプショニストに「ここに置かないでくださいペコリ」とお声を掛けられてしまう対象になってしまいます。手すりとしての本来の役目からすれば、手すりの必要なお客様にとって、大変なご迷惑になってしまい、ともすれば危険が伴います∑!!



手すりの隙間に置いた物が、実際に上階の席から下の階の席に落ちるケースが非常に多いですし、束のチラシを落としてしまいますと、はらはらと舞い落ちるたくさんのチラシにちょっとした騒ぎになってしまします汗下のお客様の頭上に落ちてしまうかもしれません♥akn♥



演奏中だともちろん困りますが、開場中や休憩中に起こることが多いのは、「ちょっとだけ」というほんの一瞬のうちに落っこちてしまうのでしょうね。演奏中なら音も出てしまい、2階以上なら階下のお客さまも驚かれ、ことによっては演奏の妨げにもなってしまいますラッキーNG


そして、チラシやプログラムのみならず、荷物を置くのもダメなのですNGところが、時々手すりにショルダーバッグの肩ひもを固定して、絶対に落ちないようにしている人をみかけますsei特に男性に多いですね。落ちなければ問題ないか、というとそうではなくて、お気遣いくださったのだなとはわかり、大変申し訳ない気がしますがそれでも、ダメなのですNO!


みんなが素敵な気分を共有し、演奏に集中したいコンサートホールオンプは見た目も大切、気になる物があってなんとなく集中できないというのでは困ります。また、周りのお客様が見て「あれならOKなんだ。」と前例になり、みんながやり出すと収拾がつかなくなってしまいますもぉだめ・・・


そして・・・1階だからとか、端っこや最後列だからとか、他のお客様のご迷惑にならない場所だからとか、そういう「ここの席はOK」というお席はありませんので、どうかご協力をお願い致しますハート*キラそれから、傘の柄をひっかけて立て掛けるのもご遠慮くださいませしあわせ