レセプショニストの仕事をしていて、ちょっとおいしいなと思うことがたまにあります
そのうちの一つに、リハーサルの様子が伝わってくることがあります
リハーサル中は中には入れないので、自分達の準備が終われば、モニターで見ながら待ったり、更衣室で着替えているときにスピーカーから鳴る音を聴くだけだったりもしますが、たまに、リハーサルが長引いて開場時間が迫ると許可があったときに限り、そっと中に入って客席のチェックをすることがあります。(基本リハは見学することができません。)
そうそう、私たちは演奏会の前後に必ず客席のチェックを、一席一席行っています。
椅子は正常な状態か全部動かして確認し、落し物や忘れもの、ゴミがないか確認します
それで、何が面白いかというと、リハーサルの時はみなさん、私服なので、ステージ衣装でない普段のファッションが見られます。
それから、プログラム以外の曲を練習されていることもあります。だいたいは「アンコールでこれやるのね!」と、見当をつけたりすることもできますが、ただ単にそこのホールで弾いてみたい曲をお試し?なのか、違う場所や日程でやる予定があるのか、プログラムにない曲を聴くことができたりします。
ここがまだ仕上がりがイマイチなのだなとバレてしまう様子のことも
反対に、自分の好きな曲が鳴っているときの幸せ
どのみち、30分弱の間にみなさんダッシュで楽屋に戻り、衣装に着替えられるのですね。お客様のみなさんが、待ってましたの登場の一瞬は、こんな模様の後の風景です
本番直前の出演者です。おいしい代わりにかなりこちらも神経を使います。そしてやはりここでも時計とにらめっこですロビーの外にはお客様の姿がそろそろ見えます。
スタッフが2重扉の外側の扉にちょっとでも触れようものなら、怒りだしてしまう○○さん、演奏よりも写真映りが気になる?○○さん、ヒステリックな美女○○さん等々。
意外な素顔を見られることも時には
レセプショニストの仕事を引退するまでは、今は誰だか、まだちょっと内緒です・・・