人生を支配する「マスター・ビリーフ」とは? 今だに影響している「昭和時代」 | 人間の潜在的能力の解放・鈴木清和

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超深層心理レベルから人生のステージアップをサポートします。カウンセラー、セラピスト歴は28年です。

 

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があります。

 

あなたは今だに「昭和」に支配されて

いませんか?

 

昭和の価値観とは?

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遠慮、我慢、研鑚努力、自己犠牲、

そして、多くは受け取らない

 

謙遜、自重、慢心を避けるため、

自信を持たない、自分下げをする

 

自分はまだまだだ、ここがダメだ、

あそこがダメだ、まだ栄誉を

受けとる資格はない、と自分に

鞭を打ち続ける

 

苦労することは美徳であり、

苦労することで人間の価値が上がる

 

簡単に幸せや豊かさを手に入れると

バチが当たる

 

屈辱感や悔しさをバネにして、

ど根性を発揮することが素晴らしい

・・・・・・・・・・・・・・・

 

昭和時代の「美徳」を体現するキャラ

としては、「おしん」と「星飛雄馬」

をあげることができます。

 

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人生の基調を決めるしくみがあった

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まさかと思うかもしれませんが、

潜在意識を調べていると、40代から

50代、中には30代でもこうした

昭和の古い時代の価値観を示す信念が

検出され、生きるのがしんどい原因に

なっているケースが多かったのです。

 

人間の潜在意識のしくみを詳しく解明する

研究を20数年続けてきて、ついに究極的

にその人のあり方を決めるシステムに辿り

つきました。

 

幼少期、生い立ち過程で作られた思考の

枠組み=スキーマがあるというだけでは、

反応パターンが作られるだけです。

 

しかし、それらをベースにして、

物事を判断する基準となる価値観や

この世界でどういう生き方をしたら

いいのかという筋書きが作られ、

そのれがその人のあり方、生き方と

なります。

 

このようなものをマスター・ビリーフ

と名付け、システム全体をマスター・

システムと呼ぶことにしました。

 

私たちは、知らないうちにこの、

マスター・ビリーフに基づいて、

自分の思考や状態をチェックし、

軌道修正を行い、ある方向づけを

しているのです。

 

その内容を読み解いて修正するワーク

がリバティ心理学に追加されて以来、

すでに多くの事例が蓄積されてきま

した。

 

その結果、多くの人が昭和時代の価値観

に支配されてきたことがわかってきま

した。

 

たとえ平成生まれでも、親が昭和の人

なので同様なのです。

 

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個人の発達と人類の歴史

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哲学者・心理学者の件・ウィルバーに

よると人間の社会には発展段階ごとに、

特徴ある価値観、行動様式が現れる

として、それぞれの段階ごとに色を

当てはめています。

 

戦いに勝った者が負けた者を奴隷に

して支配するような野蛮な社会は

「レッド」

 

上下の身分関係や家柄とか格と

いったものや封建的道徳観念に

縛られているような社会は

「アンバー」

 

経済的利益の追求と競争を特徴

として多くの人が経済的な成功

や立身出世を求めるような社会は

「オレンジ」

 

これで見ると、戦前など古い時代の

日本は、「アンバー」、だんだん

「オレンジ」に移行してきたことが

わかります。

 

しかし、「アンバー」な価値観は、

潜在意識に根強く残っていることが

わかってきました。

 

先に挙げた「昭和」の価値観とは、

まさに「アンバー」です。

 

これが「オレンジ」になりますと

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人間の価値は稼ぎで決まる、

家柄よりも本人の頑張り

 

いい学校を出ていい会社に就職して

そつなく働いて昇格することに価値

がある

 

人よりもいい家、いい車、いい持ち物

を持つことが素晴らしい

 

ステイタス・シンボルを得ることが

価値のある人間の証だ

・・・・・・・・・・・・・・・

こういう価値観の親に育てられたため

それを継承しているケースもあると

思います。

 

しかしなんらかの生きづらさを抱えて

いる人の多くが、アンバー色が濃厚に

残る昭和的な価値観が、マスター・

ビリーフとなっていました。

 

それがダメだとか間違っているという

ことではなく、それを通じて得られる

ものもあったけれど卒業するという

選択肢があります。

 

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「ティール」(青緑)とはどういう世界か?

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では、「オレンジ」より進んだ段階

とは、どういうものでしょうか?

 

それは、ウィルバーの共同研究者、

社会学者のフレデリック・ラルーに

よると「ティール」(青緑)という

段階であるといいます。

 

これを私の言葉で言えば

・・・・・・・・・・・・・・・

それぞれの人がその人らしさを

最大限に発揮することに価値を置く

 

支配、服従という関係がなくなり、

信頼関係と柔軟な連携によって

社会が成り立つ

 

お金は単なる手段の一つに過ぎず、

社会的な目的が中心

 

上下優劣の比較がなくなり、

それぞれの固有の存在価値を

重要視する

・・・・・・・・・・・・・・・

実際に世界のあちらこちらで、

上下関係も管理部門もないのに

お互いの連携により非常に効率的に

業務を成り立たせているような

事業体が出現し始めていると

いいます。

 

これは、個人のレベルで言えば、

マズローのいう「自己実現の人」と

いう段階に当たります。

 

自我発達の概念で言えば、

「成熟した自我」の段階です。

 

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「成熟した自我」の特徴

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「成熟した自我」に達した人の特徴は、

精神的に安定し、自分の価値観や意見

は明確に持っている一方で、自分と

異なる価値観や意見にも寛大で、

上下優劣、正しい、間違っているなど

のジャッジをむやみにしません。

 

自然体で、自分自身を最大限に

生かして、世の中に対して何が

できるのかを追求します。

 

一方で意外ですが、子供時代のように

熱中する、夢中になる、天真爛漫さを

取り戻す側面もあると言われます。

 

この段階に達した人の世界観には、

「良い、悪い」「幸運、不運」と

いった二元論がなく、

「すべてのそれぞれの意味がある」

という捉え方になり、嫉妬、羨望、

比較といった観念にとらわれること

がなくなるといいます。

 

また、目標を立てて頑張るのではなく、

インスピレーションに導かれて

ミッションに没頭する傾向があると

いいます。

 

芸術家や文学者など、この境地に達して

以降、個性が際立ち、歴史に残る作品を

残しているケースが多いとも言われます。

 

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「中年の危機」の意味

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「後期自我」から「成熟した自我」へ

の移行過程を「実存的変容」とも

いいます。

 

ただ個人のレベルでは、この段階に

到るまでに、いわゆる「中年の危機」

「ミッドライフ・クライシス」を経験

する場合が多いのです。

 

これまでやってきたことに急に意味

を感じなくなったり、精神的に不安定

になったりする場合があるのです。

 

中には大病や離婚、破産、極端な場合

臨死体験などを経てこのステージに

達する人もいます。

 

しかし、そういうドラスティックな

体験をしなければ、到達できないと

いう事ではありません。

 

変化に抵抗したり、自分に本質的に

何が起きているのか分からない、

分かろうとしない事で問題がこじれる

のです。

 

リバティ心理学は、こうした精神的

発達段階への移行をなだらかにする

という目的を含みます。

 

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このさら詳しい記事と、最後に

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ビリーフと自我発達の課題を分析

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