私が26歳の時、短大の後輩が亡くなりました。
短大なので、一年間一緒に学んだだけでしたが、
音楽科は人数が少ないので、2学年共に仲は良かった様に思います。
私は電子オルガン、彼はサックス![]()
楽器は違いましたが、休憩時間や空き時間には
よく色んな話を教えてくれて刺激を与えてくれる後輩でした。
私が卒業してからも彼が卒業してからも
定期演奏会や、様々な音楽科の行事で会っていました。
彼が病気になったと聞いたのは、本人からの電話だったと思います。
県警の音楽隊に入隊していた彼は、
風邪が治らない症状が続き、だるくて仕事を休む日が増えたので
大きな病院で診て貰った結果、白血病だと解ったそうです。
何度かお見舞いに行き、
体調が良くなって一時退院した時は、一緒に食事をした事もありました。
手紙を送ると、
『今、無菌室。○○の手紙、ビニール袋に入れて読んでるヨ。』
なんて電話をくれる事もありました。
数年間、そんなやり取りをし、病状をその都度聞いていましたが、
ある日、
『とても良い薬をある大学の先生が紹介してくれて、
その薬が効いている。もうすぐ完治するかも。』
と言う電話がきました。
彼は退院したら私の地元に遊びに行きたい、と。
でも私は秋だった事もあり、
『退院したらゆっくり家で養生して、暖かい春になったらおいでヨ。
どこかに遊びに行こう。』
と電話を切ったのです。
それから数日後、彼の心臓は止まりました。
白血病は本当に良くなっていたそうです。
ただ、薬の負担が心臓に掛かりすぎたと。
彼が亡くなってから数年が経っていますが、
今年のお盆前とお盆の後の2回、
ふと彼の夢を見ました。
もうすぐ彼の命日。
お参りに行きたいなぁ~と思っていた私は、
先日のワッフルツアーの帰りに彼の自宅に寄って貰いました![]()
久しぶりに会う彼のお母さんに
『この間お盆前後に○○の夢を見たヨ』と話すと、
お父さんと顔を見合わせて不思議そうな顔・・・。
理由を聞くと、
毎年お盆には彼の夢を見るお母さんが、
今年のお盆に彼の夢を見なかったと。
それで今年のお盆、○○は帰って来なかったのでは・・・?と、
お父さんと話をしていたそうです。
『なんやぁ~○○さんとこへ行っとったんねぇ
』
ごめんネ。○○のお母さん![]()
一回目はサックスを吹いている夢、
二回目はピアノを弾いてる夢、
たぶん、私に少しは楽器を弾いたら?と彼は言いに来たのかも![]()
彼の音は柔らかく滑らかで、歳のわりに色気のある優しい音![]()
もし彼が生きていたら・・・
いつか彼の演奏で踊ってみたかったなぁ~と思う今日この頃・・・![]()