─ わたしの愛を、静かに見つめ直す夜 ─

 

10月21日、21時26分頃、天秤座で新月を迎えます。

 

新月が起こるのは、心の土台や基盤を意味する4ハウス。

そこは、「帰る場所」「安心」「本音」を象徴する部屋です。

 

外の世界で築いてきたバランスや関係性を、もう一度、自分の心に照らし合わせて確かめる時間。

 

まさに、内側の調和を取り戻すとき。

 

同じ天秤座にいる金星はノーアスペクト。
どの星ともつながらず、静かに自らを見つめる配置。


それはまるで、他者との関係を結ぶ前に、「もうひとりの自分」との関係を促しているかのようです。

 

どんなときも調和的な愛を選ぶこと。
それが、今この瞬間にできる最も美しい選択です。

 

 

そして夜空では、蟹座の木星、蠍座の火星と水星、魚座の土星が穏やかな水のグランドトラインを描いています。

青色の正三角形のこと。

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過去の傷や、すれ違いに癒しの循環が訪れる配置。

 

心に残っていた小さなトゲトゲが、やさしく溶けていくようなとき。

 

 

この新月が伝えていること

・愛されることよりも、愛する勇気を持つこと
・人と比べず、心地よい距離感を選び直すこと
・過去を赦すことで調和が戻ること

 

 

わたしたちにできること
・お気に入りの香りで部屋を整え、静かな夜を過ごす
・大切な人に「ありがとう」を言葉で伝える
・ノートに「今、心が求めている安心」を書いてみる

 

 

天秤座の新月は、世界と自分の間にある見えないバランスを映す鏡。

 

誰かと共にいるやさしさと、ひとりでいるときの静けさ。
そのどちらもが、あなたを愛で包んでいます。

 

この新月をきっかけに、誰かに愛されるわたしではなく、『愛そのものとして在るわたし』になりませんか?

 

 

 

 

能勢みやび|THE PRESENCE 主宰
占星術家/コンシャスガイド


 

 

 

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── わたしを、もう一度、はじめ直す──

 

10月7日、12時49分頃に、牡羊座で満月を迎えます。

 

太陽は天秤座9ハウス、月は牡羊座3ハウスに位置しています。

 

今回の満月は、「わたし」と「他者」の間に流れるバランスを映し出す光。

 

天秤座の太陽は、調和と対話を通して世界とつながることを教え、牡羊座の月は、それでも私はこう生きたい!という魂の原点を呼び覚まします。

 

他者との関係のなかで揺れ動く「自分自身」を、もう一度、まっすぐに見つめ直すとき。

 

「配慮」と「正直さ」
その境界線を探るように、心が静かに研ぎ澄まされていきます。

 

相手に合わせることで守ってきたもの。
でも、もうそのやり方では進めないと感じる瞬間があるでしょう。


それはワガママでも協調性がないことでもなく、自分軸を取り戻すための再起動なのです。

 

 

さらに、乙女座にある金星と魚座にある土星が180度の配置。

幻想と現実、理想と責任のバランスが試されています。

 

さらに、土星と海王星が重なり、「夢を現実に落とし込む力」が静かに動き始めています。

理想を描くだけではなく、その理想をこの現実に形として根づかせていくとき。

 

海王星が見せるビジョンを、土星が静かにすくい上げて形にしていく。
そんな具現化のエネルギーが流れています。

 

幻想は、心の奥で信じているものを「現実」にするための通過点。
夢を信じ続けることが、いま最も「現実的な行為」なのかもしれませんね。

 

 

3ハウスの満月は、言葉と意識の領域。
本音を伝える勇気が、これからの関係性を豊かに育てていきます。

 

満月は「手放し」と「完成」の象徴でもあります。

 

誰かに伝えたかった想い、言えずに飲み込んできた感情。
それらを、いま夜空に放ってください。

 

その瞬間、心の奥で眠っていた光が、確かに、再び灯りはじめるでしょう。

 

この牡羊座の満月は、「あなたの中にある、はじまりの炎を取り戻す夜」。

 

あなたがどう生きたいかに、静かに焦点を合わせてみてください。

答えはすでに、あなたの中に灯りはじめています。

 

 

 

 

能勢みやび|THE PRESENCE 主宰
占星術家/コンシャスガイド

こんにちは。

能勢みやびです。

 

主婦の友社『暮らしニスタ』にて、10月の金星星座占いが公開されました。

 

10月は、4つの天体(土星・天王星・海王星・冥王星)が「逆行」という動きをしています。

 

逆行とは「天体が後ろに動いているように見える現象」のこと。私たちにとっては、まるで宇宙が一時停止して巻き戻しボタンを押してくれているようなイメージです。

 

これまでの流れを少し戻して、見落としていたことを確認したり、やり直したりできるタイミング。生活のリズムや心の持ち方を整えることで、次の季節に向けて気持ちが軽くなっていきます。

 

今月も、金星星座ごとに
《全体運》
《対人運》
《ラッキーアクション》
を丁寧に綴っています。

 

言葉に宿るエネルギーと、本来の自分の感覚を、静かにチューニングしなおすようなひと月となりますように。

 

金星星座別の占いはこちらからご覧いただけます。

 

【牡羊座】2025年10月の全体運・対人運・開運アクション|能勢みやびの金星占い|暮らしニスタ
 

【牡牛座】2025年10月の全体運・対人運・開運アクション|能勢みやびの金星占い|暮らしニスタ
 

【双子座】2025年10月の全体運・対人運・開運アクション|能勢みやびの金星占い|暮らしニスタ
 

【蟹座】2025年10月の全体運・対人運・開運アクション|能勢みやびの金星占い|暮らしニスタ
 

【獅子座】2025年10月の全体運・対人運・開運アクション|能勢みやびの金星占い|暮らしニスタ
 

【乙女座】2025年10月の全体運・対人運・開運アクション|能勢みやびの金星占い|暮らしニスタ
 

【天秤座】2025年10月の全体運・対人運・開運アクション|能勢みやびの金星占い|暮らしニスタ
 

【蠍座】2025年10月の全体運・対人運・開運アクション|能勢みやびの金星占い|暮らしニスタ
 

【射手座】2025年10月の全体運・対人運・開運アクション|能勢みやびの金星占い|暮らしニスタ
 

【山羊座】2025年10月の全体運・対人運・開運アクション|能勢みやびの金星占い|暮らしニスタ
 

【水瓶座】2025年10月の全体運・対人運・開運アクション|能勢みやびの金星占い|暮らしニスタ
 

【魚座】2025年10月の全体運・対人運・開運アクション|能勢みやびの金星占い|暮らしニスタ

 

 

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日常のなかで星を感じたいとき、そっと覗きにいらしてください。

 

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─ わたしの真実に、静かに光を当てるとき ─

 

9月22日 午前4時56分頃、乙女座29度で新月(部分日食)を迎えます。

 

またしても乙女座で迎える新月。
しかも今回は、部分日食という特別な光景を伴って。

 

それはまるで、世界が静かに息をひそめ、ほんとうの「わたし」を見つめ直すために用意された時間のよう。

 

今回の新月は、1ハウス「わたし自身」の領域で起こります。

人からどう見えるかではなく、どんな自分として生きていきたいのかを問い直す始まりです。

 

さらに、冥王星と天王星が背中を押し、海王星と土星が優しく織り込むようにカイトを描きます。

 

それは、天空に浮かぶ凧のように、わたしたちを見えない力で次の扉へ導く配置。

 

カイトとは、西洋占星術の複合アスペクトの一つです。

このホロスコープの形が、カイト(凧)。

 

 

しかも、冥王星・天王星・海王星・土星はすべて逆行中。
過去の記憶や未完の感情を呼び起こし、一度は見過ごした真実に光を当てるよう促しています。

 

この新月が伝えていること

・本当はもういらない役割を、そっと手放すこと
・心の奥にある「ほんとうの願い」を認めること
・完璧を目指すのではなく、正直に生きること

 

乙女座の「整える」というテーマは、足りない自分を埋めるためのものではありません。
すでにある美しさを、余計な影を取り払って浮かび上がらせるためのもの。

「自分に正直に生きる」ということが、大人になると一番むずかしい生き方なのかもしれませんね。

 

わたしたちにできること

・新月の早朝、静かな時間に自分の心に問いかける
・ノートに「ほんとうに欲しい未来」を書き出す
・部屋を丁寧に整え、瞑想(深呼吸)をする

 

あなたが選び直すのは「わたし自身」。
心の奥に眠っていた光を拾い上げるとき、世界はやさしく、道をひらいてくれるでしょう。

 

 

 

 

能勢みやび|THE PRESENCE 主宰
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── わたしと、あなたのあいだで ──

 

9月8日、3時9分頃に、うお座で満月を迎えます。

日本で観測できる約3年ぶりの皆既月食です。

 

今回は、特別な夜明け前を意味します。

 

8ハウスで輝く月は、「深い結びつき」や「共有の領域」を照らし出します。


向かい合う2ハウスの太陽は、「わたしが持っているもの」「わたしの価値」に光を注ぎます。


「自分の大切なものを誰と分かち合うのか」
「逆に、どこまでが自分自身の境界なのか」

その輪郭を浮かび上がらせることになります。

 


皆既月食は、地球の影が月を覆い尽くすことで、潜在意識に沈んでいた記憶や感情を呼び覚まします。

 

手放したはずの想い、忘れていた痛み。

それが、再編集され、「新しい在り方」へと繋がっていくのです。

 

8ハウスは「深い変容」のハウス。
古いパターンにしがみつくのではなく、あえて宇宙の流れに委ねてみること。

 

2ハウスの太陽は、「わたしが持っている魅力や才能」を照らしてくれる。

 

特に魚座や8ハウスで起こる満月は、「他者と深く交わる領域で、何を残し、何を手放すのか」が問われます。

 

魚座は境界線を溶かすエネルギーを持っているので、「わたしとあなた」を隔てていた壁が、音もなくほどけていく。


眠っていた直感や、言葉にならない共鳴が、そこはかとなく満ちていきます。

”そこはかとなく”というワードこそが魚座っぽい。

 

ドラマティックな激変というより、「やっぱりここに戻ってくるんだ」という深い安堵のような感覚。

 


さらに、土星が魚座に滞在している今、浮かび上がる感情は夢や幻想にとどまりません。


「それをどう形にしていくか、どう日々の中に根づかせるか」そんな問いも同時に示されます。

 

皆既月食は「過去からの解放」と「未来への再選択」の儀式のようなもの。
 

ここで手放した感情や古いパターンは、二度と同じ形では戻ってきません。

 

だからこそ、自分に正直に。
 

涙も、やさしさも、祈りも、すべてが新しい循環のために必要なエネルギーです。

 

この魚座の満月は、「わたしの内側にある海」と「世界という大海原」とがひとつに溶け合う瞬間。

 

魂が深呼吸するように、ただ静かに、全体へ還っていく月夜です。

 

月食は、通常の満月よりもパワフルなエネルギー。

だから今、心が不安定になってる方も大丈夫。

満月が過ぎると、時間と共に収まっていきますよ。

 

 

 

能勢みやび|THE PRESENCE 主宰
占星術家/コンシャスガイド