最近、自宅の教室の生徒さん達に2台ピアノに挑戦してもらっています。
曲は全員、ギロックの「パリの大通り」。
2台ピアノというと少しハードルが高く感じるかもしれませんが、この曲は小学生のお子さんでも弾けるので、2台ピアノの入門としては取り組みやすいと思います。
5組の生徒さん達がこの曲の練習をしていますが、実際に合わせてみたのはまだ3組。
兄弟、姉妹、レッスンの前後の生徒さん達と、組み合わせも様々なので合わせている様子を見るのも面白いです。
中学生のO君と小学4年生のM君の兄弟は、弟のM君が少々緊張している、と言いますかお兄ちゃんに気を使っているようで、2人の力関係が伝わってきました。
昨日は小学校3年生の女の子2人が合わせました。初めて合わせた組み合わせでしたが、丁寧に弾いていたので感心しました。
楽器を学ぶうえで他の人と合わせるというのはとても楽しい経験ですし、勉強になります。
お互いに相手の音を聴き、相手の音楽に寄り添う。
ピアノは普段一人で弾くことが多いので自己中心的な演奏になりがちですが、合わせることで相手を思いやって弾くことを意識できるようになると思います。
「2台ピアノ」というだけで特別感があるらしく、自分の曲以上に練習しているお子さんもいて嬉しいです。
ピアノのレッスンの中で、いろんな経験をしてもらいたいと思っています。
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