どう読み返しても、どうにもならないくらい
村上龍さんの『トパーズ』に憧れまくった文章です。
これをなぜ書いたのかは一切思い出せない。
『透き通った夜』
26階の景色は思ったよりも高くなくて、それよりもお尻の異物感が強くて、背中をなぞる手が男のクセに冷たくて、左手で○○の肉を掴まれると濡れた体から一気に熱が引いていって、私はガラスに押し付けられた部分から自分の体がガラスになっていくそんな感じになっていました。
私は少し前までアルバイトをしていました、自分のお金は自分で稼がないといけなかったので、家賃と学費を工面するためには、このぐらいの仕事をして当然なのよとママさんもよく言っていたので気になりませんでした。割りと高い所の事務所に所属できたので、お客様も清潔で、お金もちでした。その分変わったお客様もいて要求は高かったと思います。私はそのような要求にも全てをこなしお店やその界隈では有名になっていたようです。50~70歳代くらいのお客様が多くて、父ぐらいの年齢の男性が私に対してそそり立ったペニスを向かわせてくると、少し嬉しいような面白いような複雑な気分になります、不適切な笑みだったのですが、お客様は「君は笑顔がいいね」と褒めてくださる事が多かったです。
たしか2回目に呼ばれた時だったと思います、ホテルの26階なんて入った事がなくて、少し浮き足だっていました、男は白ワインのスパークリングを出してくれて、ますます上機嫌になっていました。私はシャワーを浴びてきますと男にいったのですが、そのままで窓に立ってくれないかと言われました。窓はハメごろしで部屋のカベの一面を担っていました。外を見ながら脱いでと言われ。夜のガラスは半透明の鏡で男はそれ越しに見てきました。男はモノを擦るわけでもなくジッと見てきました。その目は蛇を想わせて私は少し怖くなってきました。手が震えていると男は寒いのと嬉しそうに訪ねてきました。いいえと答えパンツをゆっくり下ろし裸になりました、窓におっぱいを押し付け背中を逸らせ足を開かせると、男は私にアイスマスクをしました。ちょっと冷たいかもよと男はいい、何かを背中に落としました。ペタペタとそれは歩きだしました。私はびくりとしそうになったのですが、男が後ろから腰を掴み、動かないでと言われたのでその通りにしました。
ペタペタは数を増して、私の背中、脇、おしり、太ももと這いずりまわりました、私はこの時になってようやくペタペタの正体はイモリである事が分かりました。
温度の高い女って、やなんだよ、そういうと私の肌をなでて君は大丈夫そうだねと言ってくださいました。後ろからされている内にイモリはどこへ消えていったようでした。男がアイマスクを外してくれました。ガラスに張りついたイモリがいて、私と同じなのだと感じました。プレイが終わった後もイモリは張り付いたままでガラスになったのだと私はうらやましく思いました。(1135文字)
謎である。なぜ書いた。