下の写真はキャノンのG6030
税別で3万6千円程度で流通(ポイント還元後含む)している。
唐突ですが、結論を先に言ってしまうと、
プリンターの購入や有償修理を検討している人は、
①先ずはコンビニ印刷を試み、
②それで不便を感じるなら1万円の複合機を試しましょう。
ギガタンク(高価)は大きなリスクを伴います。
何故かというと、
・プリンターはそもそも故障リスクが高い機械です
・ギガタンク仕様のマシンは高価です
・キャノンではメーカー保証(無償修理は1年、会員登録しても2年)が切れた後、有償修理をすると送料を含めて2万6千円を近くという、大きな出費を伴います
・キャノンのプリンターは2~3年後に故障するケースが多数報告されています
我が家の場合はたったの1年1か月でした。怒。
・家電量販店の延長保証に入っていても、一度きりの補償であることが多いです。
・元が取れる枚数を印刷する前にプリンターが故障で果てるリスクが高いです。
この記事に遭遇してくれた皆さんには、大切なお金を失って欲しくないんですよね。
経済力に乏しい学生さんや新社会人の人は特にです。
また、家計を預かる主婦の人にもぜひ読んでほしいです。
(背景と理由)
自宅で仕事(その他、ボランティア、学習、趣味などで)で頻繁に印刷するわけではないなら、家庭用プリンターを購入するメリットが薄い時代となりました。
今はコンビニやダイソー、スーパーなどで高品質な印刷が安価で、しかも簡単操作で印刷できるようになった。もちろん、写真の印刷も可能。(目の前ですぐに印刷できない不便はありますが)
家庭用プリンター、(特にギガタンクのタイプ)が低コストに印刷できるとメーカーは謳いますが、それは耐用年数の4~5年間(というよりは、何千枚も印刷しても)、一度たりとも故障しない場合に限られます。
たとえ話をすると、自宅に太陽光発電を設置し、7年で元を取るつもりだったが、1年後1ヶ月後に台風で壊れてしまい、修理費が建設費の50%もかかってしまうのと同じことです。
実はプリンターは駆動部分がたくさんあるため、他の家電品と比べると壊れやすい運命にあります。
ですが、それだけではなく、メーカー側も、意図的に耐久性を低く設計している疑いがあります。部品の変形で紙送りがうまくできなくなるケースがあまりに多いためです。
(故障の顛末)
我が家のギガタンク仕様の複合機(キャノン製のG6030、コピー、スキャンー機能搭載)はなんと1年と1週間で印字部分が故障。
それは印刷中の故障ではなく、電源を切っている夜間に謎の故障していた。(というか、本当に印字部分の故障なのかと疑いたくなる)。
しかも、印字部分の故障であっても複合機の機能がプログラム的に全て停止する。つまり、スキャナー機能さえも停止してしまう。
メーカー保証は1年あるが、今回のケースでは保証期間を一週間過ぎているので、キャノンは「偶発的な故障」として無償補償には応じてくれませんでした。
そこでやむを得ず、任意で加入していた家電量販店の延長保証を使って修理するしかありませんでした。これにより修理費約2万3千円は家電量販店が負担したので、私が支払う必要がありませんでした。
延長保証で家電量販店が負担してくれたなそれでいいじゃないかという、ことにはなりません。
というのは、この契約は一回限りの修理であるため、以後に故障した場合は約2万3千円の実費が必要となってしまいます(そうなれば普通に考えて買い替えです)。我が家の場合、家電量販店の延長保証という「安心感」はたった1週間しかなかったのです。
故障となると無償修理であっても発送費用(3千円の負担)と手間とストレスは大変なものとなります。また3千円はコンビニ印刷(A4モノクロの150枚分)に匹敵する金額です。
修理は2週間かかり、ロジックボードは交換していないにもかかわらず、なぜか設定が出荷状態になっていました。
このためネットワークにつなぐため、イチから「再設定」が必要となりました(修理や動作確認のため、設定部分をいじったのでしょう。再設定(PC3台)が非常に面倒でした)。
今回の災難から、コンビニやダイソーの複合機は操作が簡単で料金も安いことを知り、我が家では必ずしもプリンターが必要でないことが(皮肉にも)証明されることになりました。
今後、プリンターが故障した場合は修理や買い替えをせず、当分の間はコンビニ印刷で様子を見ることにします。
つまり今後は、家庭用プリンターを買わない可能性も出てきたわけです。
ただ、そうは言っても、家庭でその場ですぐに印刷できるメリットは大きいので1万円程度の安い複合機を選ぶことになりそうです。
このタイプのプリンターはギガタンク仕様ではないのでインク代が高いが、本体価格は1万円ちょっとで、ギガタンク複合機(3万5千円)の28%で収まります。
同じことを繰り返してしつこいが、ギガタンクがコンビニ印刷(20円/枚)に比べて低コストに印刷できるのは数千枚もの印刷(少なくともモノクロA4の場合は1800枚以上)を、一回たりとも故障せずに(しかも)ストレスを受けることなく、印刷できた場合の話に過ぎません。
またPCやルーター間での接続不良が頻発する場合もあります。
無償修理でも往復送料3千円(コンビニ印刷150枚分)がかかります。
同社の他の機種や他のメーカーなら問題ないのかどうかは分かりませんが、これからプリンター(特に高価なギガタンク仕様)の購入を考えている人には、私の実体験談から、「思いのほかリスクの高い商品」でることを知っておいて欲しいです。
中流層の家庭にとって3万円5千円の買い物は決して安い買い物ではなく、財産と呼べるもの。
時給千円のパートで35時間の仕事。フルタイムで働いて4日以上。
その点をキャノンはまったく理解していません。
なお、我が家の環境では、コンビニ印刷で用を足しますが、今の複合機が次に故障したら(利便性も求めるので、コンビニ印刷ではなく)恐らく1万円程度の複合機を買うと思います。
もちろん、現行の複合機が少なくともあと6千枚は故障なく印刷してくれることを願います。
インク代で儲けることができないなら、ギガタンク仕様にしてプリンター価格を上げるのも一つのビジネス戦略だと思います。
これ自体は否定しません。
がしかし.....。
1年と1週間で故障するようなシロモン。
挙げ句にキャノンはメーカーとしての責任を取らず。
このことを最初から分かっていればキャノンの製品なんか最初から買っていません!
「1週間でも保証期限を過ぎたら法律上の責任はない」とキャノンがビジネスライクな対応を取ることはすなわち、不評な書き込みがあったとしてもその方が経営上、有利と判断しているからです。
故障しやすい機械を作って、コストが数千円の修理に対して2万3千円をとって儲ける。
それならば、こちらも、消費者としてビジネスライクにメーカー名と機種名を名指しで公表するまでのことです。
もちろん、国及び自治体の消費生活センターには事実報告をしておきました。
先に言いましたが、今回の修理では家電量販店の延長保証を使ったので修理費を家電量販店が負担しており、私は払っていません。
また、今後4年間ほど一度も故障をしないならば、実質的な損は結果としてはなかったと言えます。
ですが、安心して使えません。
エプソンやブラザーなど他のメーカーの製品なら大丈夫か、あるいは故障時に誠実に対応してくれるかは分かりませんが、キャノンは1週間でも過ぎたらダメという企業であることを念頭に置いてください。
これはキャノンの製品全てにおいて当てはまることです。
それに金額が大きいだけに家庭不和の原因となりかねません。
コンビニ印刷ですが、自宅のすぐ近くにコンビニがあるならいざしらず、お子さんが小中高生の場合は何かと学校行事の関係でプリンターを使うと思います。
やはり、自宅にプリンターがあったほうがやはり、便利です。
その事も含めて、PTAなどの学校行事の用務でプリンターの不具合でストレスを受けるような事態にはなって欲しくありません。
G6030は故障さえ起きないのであれば、(あるいは起きても納得のいく対応をしてくれるのであれば)良い買い物だと思います。(このことも繰り返しますが)どうも部品の耐久性が低いとしか言いようがありません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ほとんど愚痴を聞いてもらった感じですが、この記事を書いた趣旨は腹立たしいこと、キャノンには
今後経営方針を転換してほしいという思いがもちろんあります。
ですが、やはり、この記事を書いた最大の理由はなんと言っても、冒頭でも述べましたが大切なお金を失って欲しくないからです。
(10/19追記)
https://ameblo.jp/dokuzetsuhaiu/entry-12632469820.html
(コンビニ印刷は簡単です)
コンビニ印刷では予め、コンビニ複合機のクラウドサーバーにスマホやPCからファイルをアップデートし、(その際、受付番号が表示される)。印刷時にはその受付番号(例えばAK25H5Fなど)を入力すれば簡単にコンビニ複合機にファイルを呼び出せます。
現行機種は操作が簡単になっています。
予めネットで使い方を勉強するとスムーズです。
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