巨神、墜つ | 不快速通勤「読書日記」 ~ おめぇら、おれの読書を邪魔するな! ~

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読書のほとんどは通勤の電車内。書物のなかの「虚構」世界と、電車内で降りかかるリアルタイムの「現実」世界を、同時に撃つ!

大西洋の海底深くに沈む「タイタニック号」の見学ツアーにむかった潜水艇「タイタン」が6月18日から消息を絶ち、乗員乗客5名の生存が絶望視されている。

この事故は、まさに怪しさ満載だ。

消息を絶ったというニューズの流れるタイミング。
深海探査艇を「観光」に用いたという裏事情。


タイタン(巨神族)という名でありながら、実際は全長6.7メートル程度の小型潜水艇で、救助にむかおうと思えば、いくらでも救助可能だったはずなのに、艇内の酸素の残量などをもっともらしくアナウンスするばかり。

母船がタイタンの位置を確認できなくなった、という類の言い訳はいちいち用意されている。だが、全体として眺めると、まるで乗員乗客を「3564」にしているかのような流れは、まるで1985年の日航機の墜落後の動きを見るようだ。

潜水艇の運営会社オーシャン・ゲートの、「彼らは確固たる冒険精神と世界の海洋を探検し保護することへの深い情熱を共有する真の探検家だった。この悲劇のなかで、私たちの心はこの5人の魂とその家族全員とともにある」という声明文にしても、まともな「罪悪感」があるなら、まずあり得ない言い草だろう。


そもそも、1912年の「タイタニック号」の沈没自体が濃厚な疑惑につつまれている。


おれがいつも愛読している人気ブログ、「新・新米社長の備忘録」でも触れているが、「タイタニック号」沈没は事故ではなく、意図的な謀略である。

※「リブログ」しようかと迷ったが、おれ自身の見解も多いので「リンク」を貼るに留めた。

 

 

 

さらに言えば、「タイタニック号」沈没は、通貨発行権、連邦準備制度の設立にもからんでいる。

闇は果てしない。

中央銀行設立を画策するJ・P・モルガンは、中央銀行の設立に最後まで反対し、買収にも応じなかった3人の大富豪、ジョン・ジェイコブ・アスター、イジドア・ストラウス、ベンジャミン・グッゲンハイムを豪華客船の旅に招待し、自分は招待主でありながら直前になって船旅そのものをキャンセルした。

しかも「タイタニック号」は氷山に当たったことが原因で沈没したことになっているが・・・。
 

 タイタニックは出帆前に石炭置き場で火事が起きて、氷山に当たるまで何日も燃え続けていました。出帆直後に撮られた写真では、右舷が9メートルほど焦げて黒くなっている様子がハッキリ確認できます。2017年に調査をした学者たちは、摂氏980度で燃え続け、鋼鉄が歪んだことは間違いない、と言っています。また、氷山に当たって船体に約90メートルの亀裂が生じた、ということになっていますが、タイタニック発見後の音波探知機の操作で、そんな亀裂がないことも明らかになっています。

 

(中略)

 

1912年の白黒映画、『セイヴド・フロム・ザ・タイタニック』以来、レオナルド・ディカプリオの『タイタニック』(1997年)、最近の例では『俺たちホームズ&ワトソン』など、〝氷山追突事故で沈没したタイタニック〟が繰り返し映画の素材になっているのは、不都合な史実から注意をそらすためです。

 

(西森マリー著『ハリウッド映画の正体』P189-190より)

 

 

断固として中央銀行設立に反対し続けた3人はタイタニック号沈没(1912年4月15日)でカバールに殺された

(中略)ジョン・ジェイコブ・アスター、イジドア・ストラウス、ベンジャミン・グッゲンハイム。

3人をこの船旅に誘ったJ・P・モルガンは、進水式に列席したあと、出発前に船旅をキャンセル。船には乗らなかった。

1997年のレオナルド・ディカプリオ版の映画『タイタニック』でグッゲンハイムが救命胴衣を断る
(中略)。彼ら3人を英雄扱いすることで、3人が中央銀行設立に大反対していた事実に目が行かないようにしている。

 

(同P191より)

 

※同映画で実在の人物ベンジャミン・グッゲンハイムを演じたのはマイケル・エンサイン。
「No, thank you.We are dressed in our best,and are prepared to go down as gentleman.But we would like a brandy.」
 いいえ、ありがとう。我々は最高の服をまとい、紳士として沈む用意ができています。でもブランデーを一杯いただきたい。(訳:セルロイド・ブルー)


引用したように「タイタニック号」の沈没が1912年4月15日
1913年12月23日多くの議員がクリスマス休暇をとっていた上院で連邦準備法が可決され、同日、鹿婆褸の操り人形でもある蒙昧なウッドロー・ウイルソン大統領によって署名されている。


さて。今回の「タイタン」に乗っていたのは、

 

乗員:

潜水艇の運営会社オーシャン・ゲートのCEOストックトン・ラッシュ

フランス人操縦士のポール=アンリ・ナルジョレ

 

乗客:

イギリスの億万長者で探検家のハミッシュ・ハーディング

パキスタンの実業家シャーザダ・ダウード

その息子のスールマン


この5人のなかに「ターゲット」は、いたのだろうか?

 

 

 

 

「ハリウッド映画は、人々が真実に気づかないようにするための魔法、ラジオやテレビは人々の思想や行動を操縦するためのプログラミングです。」(「あとがき」より)

 

 

 

 

「愛の物語」という衣装をまとったサイオプ映画は数知れない。

名作として名高い『カサブランカ』なんかもそのひとつだ。