こんにちは。猫藤です。
本日は「エアー自習」について書きます。
私の幼馴染の猫山(♀6歳)は、しばしばエアーふみふみをします。
猫のふみふみとは、子猫が母乳を飲む際に母猫に対して行うものですが、大人になってもする猫がいます。よくあるのは、前足や後ろ足で毛布やクッションなどの柔らかいものを、ときには同居の猫や犬、同居人の足やおなかをふみふみするものです。
ところが猫山はエアーふみふみなので、裏返ってお腹を見せながら手をにぎにぎして空をふみふみします。なかなかに可愛いものです。
ちなみに英語では猫のふみふみを「milk tread」や「kneading」と言います。
と言うことで、エアーふみふみはOKなのですが、「エアー自習」はNGです。では「エアー自習」とはどういうものでしょうか?
【あなたもしているかも⁈ 恐怖! これがエアー自習だ!】
① 教科書や参考書や単語帳、ノートなどを、ただただ見つめ続ける。たまに窓の外も見つめている。
=「いつか覚えられますように♬」と願う夢見がちな人。メルヘン大好き腕力大嫌いのフワフワペルシャさんタイプ。
②ひたすらに問題演習をし続けては〇×を付け続ける。誤答の分析や教科書や参考書、ノートなどを用いての復習や先生への質問などは一切無し。
=「いつかきっと解けるはずだ!」と信じて疑わない精神的マッチョな人。根性論大好き理屈理論大嫌いのムキムキアメリカンショートヘアーさんタイプ。
上記はエアー自習の2例です。きっと他にも様々なエアー自習が有るのだと思いますが、エアーギターと同様巧妙なものは見抜くことが難儀なので、ちょっとこれ以上は分かりませんが、要するにエアー自習とは「そんな勉強方法だと、やり続けても成績は上がらないぞ!無意味だぞ!」と言う自習方法のことを言います。
怖いのは無意識のうちにやってしまっているかも知れないという点です。
では正しい自習とはどのようなものなのでしょうか?
① 単語や構文や生物などの知識問題系=覚えるべきものは全て実際に書いてみて、覚えているかどうかを確認する。全て覚えきるまで何度でも繰り返す。記憶する。
② 全ての科目において、理屈理論を追求し、分かったと実感できるまで何度でも教科書や参考書やノートを見直し、さらに先生に質問をする。ちゃんと理解できるまで考え続ける。(それでも理解できない場合には①の記憶をするで一部カバー可です。)
③ 理解できている、解けると思う問題でも、実際に解いてみて本当に解けるかどうかを確認する。解けなかった際には、②に戻る。そして最後は①の記憶をする。
これらが正しい自習方法です。本当に力がつく、成績が上がる、合格する、自習方法です。せっかく毎日毎日机に向かって頑張っているのだから、本当に成績が上がり合格できる正しい自習をしていきたいものです。
次回は試験の受け方についてお話します。
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