つまりぶるずあいで何がやりたいかと言うお話。 | 同人作家弾のブログ

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ようこそ、このブログは18禁同人小説を制作している同人作家、弾のブログです。アニメ映画評論他、日々の色んな思いをエッセイにしたりしています。よろしかったらどうぞごゆっくり。


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さて、批評理論の入門書を読んだり、東浩紀の対談本や論文を読んで日々を過ごしております。
本業はあくまでWEBエロゲーライターな私ですが、ポルノ関係でエッセイが書けないだろうか試行錯誤しております。

私はしっかりとした文系の教育を受けたわけでもなく、ちょっと市販の本を読んでにわか勉強をしているだけです。
私が書けるエッセイなんて感想文に毛が生えたようなものでしょう。わざわざ誰かが読みたがるような文章は書けないでしょうが。
たとえばエッチな同人マンガを描こうと思ったり、アダルトゲームのシナリオを書こうとしたとき、ネット上にポルノの手引きの類は驚くほど少ないんですね。
性的な描写をどのようにどのくらい盛り込むのか、ジャンルによって様々です。
例えばアダルトシーンのある泣きゲーを作るのに普通のアダルトゲームで使われている手法を思わず持ち込んでしまうことってありそうですよね。

例えばkeyの代表作AIRなんかでポルノなんかでは当たり前にある、その娘の外見描写みたいなものがほとんどないんですよね、作品は往人君の一人称で語られますが、観鈴ちんが美人だとか、おっぱいはどうだとか、顔の作りはどうだとか、往人君は考えないんですね。
そうすると観鈴ちんが美人かどうかって言うことは作中の中では謎なんですよね。
代わりに観鈴ちんの心の内面の綺麗さ可愛さを表現するセリフやエピソードは山ほどある。
外見についてはもちろん可愛い女の子のイラストが付いており、言葉で説明が無用って言う要素もあるんですが。
ともかく往人君は観鈴ちんの性的な特徴に関心を払わないんです。
エッチなゲームであるにも関わらず。ですよ。これは性的対象として女性の美醜を判断する視線そのものが女性差別だからなんですよね。
なんで作中から女性差別表現を追い出してAIRは作られているかと言うと、AIRがポルノじゃなくてエロチカ(芸術)を指向して作られているからなんですよね。

こう言った要素もエロの作法です。
こういったエロの作法を学ぶ場所って、書籍でもネットでも驚くほど少ない。
アダルトメディアの教則本を見ると、こうするとエッチだ。こうすると売れるエロ本になるって。そんなのばっかりなんですよね。それも確かに大事なことなんですが。
私はポルノを書く人にもっと違った側面からポルノ制作のツボみたいなものを、主に初心者向けに書けないかと考えています。
考えてはいるんですがこれが難しい。
エロって本来なんでもありの世界で御堅い作法とかは存在しないと思います。
ただ何のデリカシーもなくエロけりゃ何でもいいだろと描き散らかす作者ばっかりだと、やっぱりそれは猥褻だと非難されても仕方なくなってっしまうのではないかと思います。

まあそんなことを考えながら、エロやサブカル批評について勉強しております。
いずれまた勉強の成果が何らかの形で発表できたらいいなと思いつつ。
今日のブログを終わりたいと思います。
それではまた^^ノシ


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