目くるめく官能ジェブナイルの世界~鷹羽シン~妹CHUCHU | 同人作家弾のブログ

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ようこそ、このブログは18禁同人小説を制作している同人作家、弾のブログです。アニメ映画評論他、日々の色んな思いをエッセイにしたりしています。よろしかったらどうぞごゆっくり。

さて、今日はジェブナイルポルノから一冊、第四回美少女文庫新人賞受賞作、鷹羽シンの妹CHUCHUを紹介したいと思います。
ドカンと妹と思しき人物が書かれた表紙に、強烈なタイトル、私自身も本屋で買おうとしたら思わずためらってしまいそうです。
さすがに三十過ぎて妹CHUCHUはないよなと思いつつも、美少女文庫新人賞を狙う身としては負けるわけには参りません(ちなみに私は電子ブックで買いました)
美少女文庫を知らない人にちょっと説明しますと、美少女文庫は官能小説の老舗出版社フランス書院のライトノベルレーベルです。
もちろん官能小説のレーベルですから、ライトノベルと言ってもライトポルノやジェブナイルポルノと呼ばれるエッチな小説です。
一般的なライトノベルと同じように、漫画、アニメ調の挿絵が付いているのが特徴です。
美少女文庫は特にその傾向が顕著なのですが、所謂エッチな妄想を小説の中で実現しちゃおうといった作品が多いです。まあ官能小説は大体そんなのばっかですが。
この妹CHUCHUも空から降って来た悪魔に誰でも魅了できる魔法のキッスの能力を授かり、それを何でか想い人ではなく、義理の妹に使ってしまったと言うお話です。
この鷹羽シンと言う作家さんの特徴として、擬態、擬音語、つまりオノマトペが多いことが上げられます。
とくにキスシーンはオノマトペのオンパレードで読んでいるとちょっと圧倒されます。
所謂ベロチューと呼ばれるディープキスの描写が特に特徴的ですね。
ネチョネチョレロレロとそれは凄いです。
鷹羽シンのほかの作品も少し読んだことがあったのですが、そこでもやっぱりキス表現は派手でしたね。
私は文学も読んで真面目な創作関係のエッセイとかも書いたりしますが、基本官能小説書きです。
今回美少女文庫の新人賞に参加してみようと思ったのは、別に受賞どうのこうのじゃなくて、こういった売るための小説に挑戦してみることで、自分の中の独りよがりな部分を少しでも是正できたらと思ってのことです。
私の小説はエロもストーリーも中途半端でかなり独りよがりですからね。まあでも自分が書きたいように小説を書くと、そういったお話を書いてしまうことを全否定はしたくないんですけどね。
とにかく、できれば今月中にでも美少女文庫新人賞受賞作には全て目を通したいと思います。
まだ今後の予定は考え中ですが、今年の残りの期間はもう少し自分を高めるために使いたいと思います。
妹ChuChu (美少女文庫)/フランス書院

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