今年の牡馬戦線はどんぐりの背比べと言われ、ボクもそう思っていた。そうした面々に牝馬で3戦3勝、いずれも大楽勝のファンディーナが殴り込んで来て、それなら、とボクもこれを本命にしていた。
この春の中山競馬場はパワー優先でディープインパクト産駒には向かない傾向にあったけど、この仔はスケールでそんなものを凌駕しちゃうんじゃないか、と。 牝馬が勝つと何十年ぶりという快挙を見届けにいざ中山へ。
前日の土曜から競馬場に行ってる仲間にシートを敷いておいてもらってボクは当日早朝に現場へ。ただ5時に着いた時、まったく列が伸びてないのには笑った(2~3組ほど)。
週始めの天気予報は悪かったものの昨日はピ~カン、しかも暑いくらいで絶好の競馬日和。 ここのところ毎週万馬券をゲット出来てるので昨日も調子に乗って買うもののサッパリ・・・。
しかも、先週までとは馬場状態が全然違うモノになってることに気付かされ、皐月賞の予想がハズレだなと。
んでもって本番。
9レース前にパドックへ。
1番人気・ファンディーナ。
小足で歩いていたがじきに落ち着いていたみたい。 いや、いい馬体だ。
2番人気・スワーヴリチャード。
これは落ち着いて周回、具合は良さげ。
3番人気・カデナ。
これはホント大人しい、ややもするとやる気なしにも映るくらい。
4番人気・ペルシアンナイト。
よく判らず、って言うより黙々とシャッター切ってた。
いまさっき写真チェックしたらレイデオロとかダンビュライトなんかは撮ってなかった・・・、酷いねぇ(笑)。
早々に陣地へ戻り返し馬。
一斉にワァ~って来られてピント合わずやら、後ろ姿だけやら、と少々残念。
パドックで撮らなかったダンビュライト。
アルアイン。
皐月賞、スタート!
自分の本命馬・ファンディーナを1回目は撮るが、なぜかピントが合ってなく、ほぼ全滅・・・。なぜ?・・・。
んでグルっと回ってきて、
あと200メートル、
行け~っ、と叫ぶもターフビジョンで馬群に沈むファンディーナちゃんを呆然と見送るボクでありましたとさ・・・。
第77回・皐月賞馬、アルアイン号。
終わってからならいくらでも理屈を並べられるけど、色んな要素が彼に味方したね(そうじゃなければ、どんなレースでも勝てないのは当然だが)。
豪快に自分の馬券は沈んだが、前日の浮き分でなんとか賄えたのは幸い。
ダービーが本番とは言え、去年の6月からアイツか?、コイツか?と色々見てきたクラシックレースで馬券を外すと悔しいねぇ・・・。
んな感じで。
このあと、川崎でアイドル観賞があったので仲間との感想戦に参加することなく競馬場を後にしたんであった。
ではでは、俊介。