本家のⅩのライヴは去年の12月に卒業したボクだが、ソロライヴは観たことがなかったので、チケットがゲット出来ればいつかは・・・と思っていた。 ところが、今回3日間公演のためか、平日開催のためか、あっさり買えてしまったのだった(笑)、しかも30列目という実に観やすい所
で、だ。 少し早く有楽町に着いたので、プロに靴を磨いてもらい気分よくフォーラムへ(ピカピカの靴っていいね)。
Ⅹに出会って久しいがオーケストラコンサートは初めてなので、どんなかなぁ、と楽しみにいていたが、おおよそ満足のいくものに。 ただ、会場が大きい為PAを通して聴くことになりそれは残念だった。ノーマイクであれば全然音の聴こえ方が違うし、せっかくオーケストラとの共演なんだkら・・・と思ったね。 ま、商売だからオーディエンスたくさん入れたいのも理解は出来るけど・・・。
一番の収穫は“WITHOUT YOU”を聴けたこと。
近年の彼の楽曲では一番好きで、もう100回以上は聞いてるが、YOSHIKIのMCでこの曲を書いた時のエピソード(簡単にまとめると、hideが亡くなりバンドが解散した後という最悪な時期のモノらしい)は、なんか唸ってしまった。 というのも、ボクも気持ちのアップダウンが激しいタイプで特に落ちてる時にこれを聞くのが圧倒的に多かったからだ(彼のそれとはまったく質もレベルも違うのは重々承知してる)。
なんか寂しげだったり、物悲しかったり、それでいて優しいピアノの調べはボクの心の琴線に触れて落ち着かされていたものだったな。
他のソロ作品群のライヴアレンジもなかなかで聴き答えのある2時間半だった。
ただ、彼の下手っぴなMC(ま、これはいい)とⅩの曲のアレンジはイマイチ。
後者に関しては、
元々バンド用に書かれたものなので当然ヴォーカルが入る前提なのだが、オケでやるとその部分を木管楽器がなぞるパターンが多い。 これに多大な違和感を感じるのだ。
バンドの音にさらに弦楽器で大仰に味付けされるセンスは抜群でいいのだが、やっぱり人の声と楽器は違うわけで・・・・・・。
素人なりにどうやったら“しっくりくる”か考えるものの妙案は浮かばないのが正直なところ。それはアルフィーがやってる時にも感じていた。
ま、これはちょっとマニアックな話なので理解しづらいかな・・・(笑)。
本家の方は、バラード以外聞くべきものが見つからない現状、もはや伸びしろもなさそうだからライヴも卒業したが、こちらの方はもう一度、二度は足を運びたいかな。
行ってる数は今年少ないが、ナンバーワンかも、だった。 ではでは、俊介。