打倒・帝京大を掲げてる日本中の各大学ラグビーチームの中で、“もしかしたら”と思えるのがいるかな?と秩父宮へ。
去年の大学選手権、準決勝・決勝で返り討ちにあったのが、大東大と東海大だった。4年生が抜け、1年生が入り、その差が縮まってるか離れてるかをチェックしに、そして近い将来、日本代表に入ってくるだろう選手を撮りにね(ま、一試合観ただけではなにも判らないってことは知っている)。
結論から言えば、帝京を負かす相手はいない、だ。
ボクみたいな素人でも気付く、“なんかダランとした感じのゲーム”だし、とにかく緊張感がない(スタンドがガラガラなせいもあると思うが)。
パスが悪い、ハンドリングが悪い、ディフェンスが甘い・・・粗ばっかり目に付くのだ。
大東に関しては、ファカタヴァ兄弟が骨折でいなかったので(是非観たかった・・・)、その上積みはある筈だが、それだけでは・・・。
東海は例年通りかなぁ、と。ただ、今回の相手が中央だったので全く参考にならないかも。
もうひとつの日本代表候補。
大東大・4年、ホセア・サウマキ。
詳しいルールを把握してないんだけど、トンガ・セブンスの代表歴があるらしいが、そうするとダメなのかな?
187センチ・100キロ、体格は世界レベルだし、大学生ではやはり一枚上な感じ。
卒業後の進路は知らないがトップリーグで是非観たい選手のひとり、そして代表でも。
東海大・2年、テビタ・タタフ。
去年、大学選手権で初めてその存在を知り、“こいつは凄いかも”と思った選手。
実際5月の代表戦に呼ばれてるし試合にも出たので、それは間違ってなかったと思う。
目黒学院高校卒業ってのもいい。
184センチ・115キロと高さはそれほどでもないものの、ウォミングアップを近くで観たらそれはド迫力の体格で、“あぁ、日本人じゃこうはならないなぁ・・・”な印象。
大学レベルであと2年やる必要はなく、すぐにトップリーグでやって揉まれて欲しい。
ホラニ・龍・コリニアシの後釜は彼で決まりです。
ただ・・・、残念なのは“カタカナ”ばっかりってこと。
ルール上問題ないし、ラグビーってスポーツではやはり体格がモノを言うから仕方ないけど、日本人のチームであって欲しい、と思うボクにとっては複雑だ。
先日亡くなった平尾誠司さんが、他のスポーツ(バスケやバレー、ハンドボール等)からスカウトする作戦を以前やっていたが、大賛成だった。
まだまだ人口の少ないラグビー、どっかにいるよ、いい体格の坊主が(笑)。
話がそれた・・・。
来週の明治~帝京で大学選手権が占えると思うので大注目だ(あいにくマラソンと被り観に行けないのが残念・・・)。 ではでは、俊介。