上の2つと同じく、Kemu Voxxという、
ボカロからできた本です。
ブックオフでやっと見つけました
両親が死んでしまったため、
叔母さんの家でお世話になっているが、
小さい時から比べて叔母さんとは
距離が開いてしまった嶋草平。
とある事情から小学生から仲の良かった青田聖からも
話しかけられなくなり、
聖はクラスの中心だったため、
学校では孤立していた。
唯一主人公と普通に話してくれているのは、
聖と草平の幼馴染の栗沢晴香だけだった。
そんな彼女に草平は好意を抱いていた。
しかし、晴香も草平の手の届かないところに行き、
自分の存在意義がわからなくなった草平。
そんな時、
自分の体が周りの人に見えていないことに気づく。
草平は透明人間となっていた。
自分の居場所がなくなり、
自分がいなくなった世界の方がいいと思い、
実際に周りから見えなくなってしまう。
自分で考えたら自分は不必要だと思ってしまうが、
実は心の中で必要としている人がいて、
周りと人との関わりが大事に思える本です。
いつもご覧いただきありがとうございます