2022年8月に、センジュ出版代表の吉満明子さんと共同主催させていただいた、読書と対話のイベント「読書てらこや」2周年の一区切りの最終回のテーマは、「それぞれの表現へ」。

読書は、漢字の通り「読む」ことと「書く」こと。

 
2年間の「読書てらこや」での「読むこと」と、ご参加の皆さまとの対話を通してインプットしてきたものを、どう「書くか?」つまり、アウトプットしていくか?という ことをテーマに、最終回の総集編として、センジュ出版の吉満さんと、私小川それぞれ、皆さんの前でお話させていただきましたが、私小川より最後に、「この2年間 の読書と対話の時間を元に、9月から自分の表現をします」と宣言させていただきました。

そんな宣言させていただいた、「自分の表現」 の1つ。題して、 「小川貴史の語り部屋」

という第1回目のイベントを、9月25日日曜日に、表現のきっかけ をいただいた北千住の共有地 「空中階」にて、リアル会場限定にて初開催させていただきました。

14名様にお申込いただき、ご参加いただきました皆さまもありがとうございました!

「語り部屋」の由来は、「一人語り、二人語りはもちろん、ご参加の皆さんと語り合い など、双方向で様々な「語り」ができる部屋を」という思いから。

9月は、 「自分の表現」の一歩目ですので、私小川の 一人語りをさせていただきましたが、いつもの本の紹介のためのお話とは違い、限りなく本の紹介を少なくした自分自身のことをお伝えするのは思っていた以上に難しく、言葉が詰まる場面もあり、皆さまに温かく見守っていただく会になりました。

そんな、第1回目を経て、反省も含め、自分自身と向き合いなおして、もう1度、続篇として、改めて、11月も一人語りさせていただきます。

今回のテーマは、「読書のすすめの仕事の
側」

9月は、自分自身の中心(コア)にあるものを、20代の時から、特に、心の支えになった「本の言葉」をご紹介しながら、10年以上続けてきたことをお話させていただきましたが、
 
11月は、より具体的に、読書のすすめの「仕事」にフォーカスして、普段お話していない書店員の仕事の中での面の部分、特に「」の面に関してお話させていただく予定です。

この秋で、読書のすすめスタッフ15年。
今は休みがいらないと思う程、「仕事が楽しい」と言い切れますが、最初の10年は、慣れないことや、受け入れられないことも多く、今と真逆な、辛い毎日でした。

辛くても、思い通りにならなくても、時に理不尽でも、それでも15年間続けてこれたのは、マイナス面を
含めた意味で「楽しい」と思えるようになったから。

ただ前向きに「楽しい」というわけではなく、思い通りにならないし、制約もあるから〝こそ〟、「楽しさ」が見いだせるという、裏面からの私小川の個人的に試してきた、心のバランスの取り方などを、過去を振り返りながら、1人でお話させていただきます。

今回は、心の側面なので、普段はお話しない、自分自身のダークサイドについても、隠さずお話する予定です。
もちろん否定的な意味ではなく、負の一面も、
大事な一面として。

身を持って、辛いことも含めて、心から「仕事が楽しい」と思えるようになってから、目の前に見える世界も変わってきました。

そんな、日々思い通りにいかない、時には辛さもある仕事や、日常生活の中から、逃げることなく、今いる場所で、楽しさを見出しながら続けていくことについて、皆さんとも一緒に考えられればと思います。

 

年月が経てば経つほど、仕事や役割が増えて、正直キャパオーバーな中、日々どうやって仕事しているのか!?を、リアル会場限定な中、ありのままにお話しますので、日々の仕事に楽しさを見つけることや、自分の心と向き合うことなど、皆さんと一緒に考え、対話できるひと時にできればと思います。
 
今回も、北千住の「空中階」にてリアル限定開催です。
まだ空中階を体験したことがない方には、是非一度「空中階」にお越しいただきたいですし、今回からのご参加も大歓迎ですので、もしご興味あればお気軽にご参加お待ちしています!
 
◆小川貴史の「語り部屋」
テーマ:「読書のすすめの仕事の側」
日時:11月27日(日)14:00〜16:00
会場:北千住の空中階にて、リアル限定開催。
お申込先は、こちらから↓