2%の人になるための方法と秘訣? | 読書のすすめ 清水克衛の日々是好日

2%の人になるための方法と秘訣?

毎朝、ドクスメにダンボールに入った本が届きます。
この箱を開けるのが、どんな本が来てるのか、
とても楽しみなのです。今朝ほども開けた瞬間に
ある本の表紙に書かれた言葉が目に飛び込んできました。
そこにはこう書いてあります。
 
あなたの心には、アインシュタインの、ゴッホのモーツアルトの、
全人類の記憶がそのまま共有されている。
ユングはこれを「集合的無意識」と言い、
宮沢賢治は「世界全体が幸福にならないうちは、
個人の幸福はあり得ない」と書いた。
 
おー!面白そうじゃないか!さっそく読みすすめてみると、
実にフワフワと面白く興味深い話が続きます。
さらに読みすすめていくと、見慣れた言葉が飛び込んできたのです。
その言葉とは「5%の人」。あれ?どっかで聞いた言葉じゃない!
その箇所には下記のようなことが書かれております。
 
80対20という法則がある。百人いたら、自発的に行動できるのは二十人だけで、八十人は状況に流される。これを一般大衆という。五人のチームだろうが一万人のチームだろうが、その比率は変わらない。八割の一般大衆は運命に流されるだけなので、自分のこの先を知りたければ、やはり占いが必要となる。空亡も気学も占星術も実によく当たる。とはいえ、占いで自分の人生が読み取れるといっても、それはただ単に運命に流されているだけだ。
 
自発的な二十人をみると、さらに十五人と五人に分かれる。最初の十五人は積極的に運命を変えようと意図する。五人は運がいいかどうか気にするだけで、自分で努力はしない。この五人は脱落し、十五人がリーダー候補として残る。しかし、この十五人中の五人は何かをやってうまくいかないと、あきらめてしまう。一度や二度の失敗にへこたれない十人が残る。しかし、運が良ければやるが、運が悪かったらやらない五人が出てきて、さらに脱落する。つまり、九十五人が脱落し、最後に残るのは五人となる。
 
この五人は自分でプランをつくる。状況に委ねないどころか、あきらめずに自分で自分の状態を脱出する方法を考えて努力する。これが百人中五人しかいないので、五%の法則という。ナチス・ドイツが発見したのがこの五%の法則だった。
 
ナチス・ドイツが敗れ、アウシュビッツの強制収容所が解放されたとき、三千人の収容者に対して看守はたった二十人ちょっとだった。ナチス・ドイツはこの五%の法則を知っていたに違いなく、看守は最初からこの人数しかいなかった。中略
 
ナチス・ドイツは、収容された人々の言動を観察して、リーダーになる五%を面接で見破り、看守が寝泊まりしている部屋の前の鉄格子の牢屋に入れて、彼らを二十四時間監視するだけでよかった。
 
実は、80対20の法則で最後に残った五人のうち、二人は狼であることを見破られないように羊のマスクをかぶり、決断力も判断力も才能も知力もないように振る舞う。弱いふりをしながら情報を収集し、プランを立て、完全な逃亡作戦をじっくりと練り上げる。この二人こそがどんな絶望的な状況にあっても立ち向かっていける究極のリーダーなのだ。
 
ぼくたちはこの2%に入ればいい。
中略
 
百人のうち、十五人は未来予知能力者で、五人は念力タイプと分析されるが、最後の二人は神様遣いなのだ。未来予知能力者は運命の流れを読むことはできるが、それだけだ。念力は自力で運をつくり出す能力だが、念力だけでは状況は変わらないし、外のタイミングと合わないとうまくいかない。しかし、自力に他力を加えたら、最強になる。自分でプランニングをし、自力だけで足りないところは上手に神様の力を利用する。この2%になる大切な秘訣がある。
 
ぼくより先にナチス・ドイツが「5%の法則」を見つけていたなんて、
ちょっとショック!(笑)
しかし、この本には、究極の「2%の法則」が書かれていて、
その2%の人になるための方法と秘訣が書かれていました。
ここでこれを語ってしまうと、みなさんが驚いてしまう楽しみが
無くなってしまうので、ここらでおしましにしておきましょう。(笑)
それにしても、この本に書かれていることは、
レベルが違います! 近頃ありがちな、似非スピリチュアルではなく、
実際の生活に役立つお話です。
いま、病気で、お金で、仕事で困っている人のための
実践的スピリチュアル本。その本がこれ!!!役に立つよ!
 
清水義久(語り)山崎佐弓(聞き書き)
合わせて読みたい、1巻もありますよ!