音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。
「綺麗事を言うな」という言葉があります。
こう言われると、なんだか自分が間違ってるように感じてしまう人がいるようです。
ですが、私は 「芸術家の仕事は綺麗事である」と思っています。
美しい作品を創り、美しい音楽を奏でる、それが芸術家の仕事です。
良い悪いかは別として、「できる限り綺麗にしよう」と努力するのが芸術家の生き方です。
芸術家じゃない人には理解できない考え方ですが、芸術家にとっては真っ当な考え方なのです。
ビジネスマンの発想は「損得」に集約されます。
「お金にならなきゃしょうがない」という考え方です。
芸術家の発想は「美醜」に集約されます。
「美しくなければしょうがない」という考え方です。
だから、職業として芸術家を選んだ人は、堂々と「美しさ」を追求すべきなのです。
職業をビジネスマンの発想で捉えてしまうと、「損得」が中心になります。
美しい活動をするより、お金になりそうな活動をすることが目的になります。
良い悪いは別として、それは芸術家ではなく、ビジネスマンの生き方です。
コーチングで、職業とファイナンスのゴールを分けるのは、自分の職業をお金の犠牲にしないためでもあります。
職業では、自分が「美しい」と思うものを作り上げ、自分らしい役割を果たせばいい。
だけど、それが必ずお金になるわけではない。
だから、生きていくのに足りないお金は、ファイナンス活動として別の手段で調達する。
ファイナンス活動は、お金が目的だから損得中心で良いのです。
資本主義社会は、利益至上社会です。
ですから、人々のあらゆる思考が知らず知らず損得思考になっています。
それを資本主義洗脳、あるいは資本主義教と私は呼んでいます。
「現実を見なさい」とか「綺麗事を言うな」と人が言う時は、だいたいお金のことを言っています。
良い生き方や、美しい生き方よりも、「お金を稼ぐこと」が第一と考えるのが多数派なのです。
「お金」は必要なものですが、全ての人間にとって「第一」のものではありません。
社会や多数派がそう考えたとしても、あなたがそう考えなければならないわけではありません。
あなたは、あなたの価値観に基づいて、あなたらしい生き方をすればいいし、
できる限り、あなたらしい人生を設計するお手伝いをするのが、音楽ライフコーチングなのです。
▼より詳しいお話はメルマガで▼
--------------------------------------------------
音楽ライフコーチング
高野直人(コウノナオト)
プロフェッショナルコーチ
音楽家のためのコーチングスクール主宰
公式サイト
https://musiciancoaching.amebaownd.com
YouTube
https://www.youtube.com/user/naojpiano
https://www.facebook.com/naoto.kono.3