高速バスを利用する人々の連作短編集。
バスクル新宿は小説上の設定のバスターミナル。
実在の新宿高速バスターミナル バスタ新宿 を利用したことがあるので、そうだよな~と共感したりなんだり。
私自身はこんな風に話を誰かとすることはなかったけれど、それぞれの物語があってバスに乗っている、それが交差する場だなと。
そして、お互い接点があればこんなミステリにもなったりするかも?!
バスの乗客たちのちょっとした(?) 謎から読み解くそれぞれのストーリー。
そして一人一人のストーリーをつなぐ人物もいたりして、ミステリ好きを最後まで楽しませてくれます。