自作小説 「機械」 決戦・破 その7 | どうも、ドクロ家DEATH!

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きゃっきゃうふふな日々をご紹介、かーちゃん達にはナイショだぞー(゚Д゚)ノ


凄まじい跳躍で、いっきに距離をつめるアヤさんは

空中で、二本のブレードを両手でひろげ持つ





エントランスの天井につるされた、ライトの光が乱反射し

その刃(やいば)は、まるで 光り輝く翼のように見えた





空を舞う、真っ黒いドレスを着た天使・・・・






「死の・・・天使・・・・だ」

ボクチンは、おもわず声を漏らしてしまった






その声をきいたナンさんが、きびしい表情でボクチンをみて

「ドクロッチ ちがう」と言うように首をふった






アヤさんが地面に着地し、駆け始めた一瞬で






筋肉マンは、まっぷたつになっていた


ガッチャマンは、5人まとめて首をとばされ


セーラームーンは、足を斬られて倒された






アヤさんは、いっきにヒーローたちの軍団の真中に突入した






アヤさんの光り輝く翼が、立ち込めた白いケムリのなかで煌めくたびに

ヒーローたちは悲鳴をあげるでもなく、床の上に転がった






アヤさんは・・・






ウルトラマンをブレードで両断し


プリキュアの腕をとばしたとき


スパイダーマンの糸が、足にからみつきバランスを崩した


アヤさんが振り返ると、後ろから腕ごと超人ハルクの巨大な腕に、はがいじめされた






アヤさんは、ブーツとブーツを打ちつけると


つま先から飛び出したスパイクを、足を180度以上ふりあげ


後ろからアヤさんを抱え込む、ハルクの脳天に突き刺し


腕をふりはらった






二本のブレードを平行になぎ払うと


ハルクは3つに切り分けられ、ころがった






その瞬間


鬼太郎のリモコン下駄が、アヤさんの肩に撃ち込まれ


アヤさんは倒れかかった






そこへ飛び込んだ孫悟空が、両手を堅く握りしめ


ハンマーのように、アヤさんの背中にたたき落とした





アヤさんは、なんとか受け身を取り


飛び退りながら、悟空の胴をきりさく











な・・・なんという凄まじい戦いだ・・・・






アヤさんは、傷だらけになりながら前に進み


とうとう


ゼータさんの前にたどりついた







左手のブレードで、倒れないように自分を支え


右手のブレードをゼータさんの喉元につきつけた





つづく