自作小説 「機械」 結その14 | どうも、ドクロ家DEATH!

どうも、ドクロ家DEATH!

きゃっきゃうふふな日々をご紹介、かーちゃん達にはナイショだぞー(゚Д゚)ノ

「10分間息を吸い続けたあと、10分間吐き続けて!!」

「え、えええ!?」




打倒ごりっぺに向けて、ケガを治す時間も惜しみ さっそく修行を開始させられたボクチン




「次は、この石を崖の上から投げるから、30分以内に拾ってきて!!」

「え!えええええ!?」





「次は、この畑、全部を道具を使わず、手だけで耕して!!」

「え!?えええええええええええ!!」





「明日からは、今日と同じ修行メニューを、この40kgある甲羅を背負ってやって!」

「ひぎゃあああああああ!!」





たまねぎさんの修行は、苛烈を極めた

あんた、何仙流なんだよおおおおおおおお!!




何度か脱走を試みるが、そのたびにつかまり、お説教されて

命からがら、修業期間の半分の一週間がすぎたころ

たまねぎさんは言った

「よし!!あと、のこりの一週間は修行の仕上げよ!!」




こうして、ボクチンはタマネギさんに、この無人島に連れてこられた

わけがわからず、戸惑うボクチンに

「今から一週間 ナイフ一本だけで この島で生活してもらうから」

「課題は、ひとつ」

「生き残ること!!」




そう、たまねぎさんは言い残すと

一人 ボクチンをのこし、島をあとにした




・・・・




雄大な島の自然 どこまでも青く高い空 白い雲 ナイフ一本もって、ぼーぜんとたたずむボクチン


ちょっ

これっ

これ、どっかの漫画で見たことあるーーーーーっ!!




その漫画では、「島に住み着いていた怪人」のフリをした

主人公の仲間が、主人公に襲いかかってきてたーーー!!






ボクチンは、ふと うしろの茂みの中に不穏な気配を感じ

そ~~~~っとふりかえる





そこには、あの「吸血鬼の石仮面フィギュア」をかぶり

両手に、どでかい斧をにぎりしめ

真っ黒で、ひらひらのゴスロリドレスを着た怪人・・・・






アヤさんが立っていた






アヤさんは、ちょっと考えた後、恥ずかしそうに奇声をあげて

ボクチンに飛びかかってきた







「うりりりりりりりぃぃぃぃ!!」

「わあるいごはいねええかあああ!!」








「ぎいいいやああああぁぁぁぁぁぁぁ!!」


怪人の出る幕、はやすぎ!!

怪人の正体、わかりすぎ!!

怪人のキャラづくり、カオスすぎぃ!!






ボクチンの背後でブンブン、うねりをあげて斧をふりまわす怪人に

そう、ツッコミをいれることもできず

ボクチンは、ただただ駆け続けた








・・・

ちょうど同時刻のこと

部長は、なんさんと二人で、ある場所にいた




バー「なんと」のさらに上をいく「魔女の家っぷり」がプンプンする一軒の家の前にたっていた




「部長・・・本当にアレを使うの?」

「どうなるか、わからないんでしょ?」

なんさんが不安げに聞くが




部長は

「もう決めたことだから」

「なんさん・・・たのむよ」と力強く言い





目の前にそびえたつ 重苦しい波動を内部から放つドアに手をかけた






こうして・・・・チーム「なんと」の面々は



それぞれの準備を終え



決戦の朝を迎えようとしていた






小説「機械」結の章    終わり









起 承 転 結で物語を〆られず 思わず次の章を作らざるをえなくなったボクチンに、励ましのコメントを!!


あと


ふろしきさんの能力は?

呑龍に呑み込まれたキノコ人間の行方は!?

ドクロは五体満足に修行を終え、ごりっぺの前に立つことができたのか?


あらゆる、謎をふくみつつ小説「機械」は

大感動のフィナーレに向けて、大風呂敷をひろげつつ

ばく進する予定ですので


どうぞ 乞う!!ご期待!!