久々に展示を見に行ったけど・・・ | 山田屋かわら版

山田屋かわら版

絵描き山田理矢の活動報告など。

 

 

 

 

 

もう今、Twitterは発信一辺倒で他の人のツイートってほとんど見てないんですが

このブログとか、他のサイトからのツイートボタンを使って投稿フォームを出すときに

一瞬だけTL(他の人たちのツイート一覧)が見えるので

そのときにたまたま、

以前よく見てたちょっと面白い絵を描く方が

個展をされるという告知を見かけたので

案内ハガキの画像を保存しておいて、今日行ってきました。

 

ちょうど水彩紙をはじめ画材や文具もちらほら切れていたので

久しぶりの都内なので世界堂にも寄りつつ、他の知ってる画廊も覗きつつ

という感じで、まあ遊ぶというほどじゃないですけど

ついでにうろうろしてきました。

 

 

まあ久しぶりといってもコロナ禍突入以来、とかいうほどじゃなく

なんだかんだで去年なんかは額装の注文もあったりで

ちょいちょい都内に行くついでに面白そうな展示は見てたんですが、

今年はまったくそんな余裕はなかったんで。

 

 

なんですかね、

自分でも無意識に、期待値上げすぎてたんですかね・・・

 

その、メインの目的の個展は正直、あんまり面白くなかった。

っていうか、

もっとTwitterで見てたような変な作品が見たくて期待してたんですが(笑)

まあ、わざわざ画廊を借りてやるんだから

そりゃ売れやすい、まともな絵ばっかり並べるよねと。

あと

会場が、よく路地にある細長い間取りではっきり言っちゃえば狭くて

作品数が少なかったので

ちょっといいなと思ったのが2点ぐらいで、

それを見たら用が済んでしまった。

 

わりと、このぐらいの規模の展示だと正直

わざわざそのために行ってしまうと時間と交通費を損した気になるので

他にも寄る用事を作って行くのが正解ですね。

作家さんが詳細言ってくれてればいいけど

だいたい行ってみないと会場の広さや作品数なんてわかんないし。

 

 

道順的に、その後2か所ほど、行ったことのある画廊も覗いたんですが

そちらのほうがよかったです。

2箇所めは、わりとオーソドックスというか

昭和っぽい「ザ・油絵」みたいな作風の方でしたが

色使いがめちゃくちゃ鮮やかで、猛暑で疲れ気味だったところへ

ちょっと気分が明るくなりました。

たぶんこういうのは見たタイミングにもよりますね。

他の日だったら「え、なにこれこんな派手な絵好きじゃない」って思ったかも(笑)

3箇所めは、説明とか何も見なかったんですけど

日本画の合同展で、これがいちばんよかったです。

プロの集まりなのか、ベテランアマチュアの会なのか、

あるいはお教室の発表会なのか、ちょっとレベルに差は見受けられましたが

わかりやすくきれいな絵が並んでました。

搬出前だったのか、会場の椅子にぎっしりと年配のおねえさま方が詰めて

楽しそうに談笑しておられて

やっぱりそういう年齢になられてもこういうことができる人たちは

おしゃべりひとつにしてもなんとなく品があるな、とか思ってしまいました(笑)

狭い田舎から出たこともないBBAの井戸端会議なんて

人の悪口しか話題がないからね。

 

たまたまですが、さいごに元気をもらって帰れてよかったです。

 

 

元々たまにしか行けないんですが、最近は

こういう展示を見るにしても、ちょっと好みが変わってきたかも。

 

以前は、

「よーし自分もがんばるぞ!」と思うために行ってたところがあるんですが、

最近はそういうの、ちょっともう疲れちゃって(笑)

あ、

歳だからもうあきらめたとか、

才能の無さをやっと思い知ったとか、そういうことじゃなくて。

 

なんていうか、

自分も「あっち側」へ行けそうな気になったり

下手すると行けた気になったりするの

あんまりよくないなと(笑)

(こんなアホなのわたしだけでしょうか?)

 

「自分は成功者ではない」っていう現実がある以上、

今自分が歩いている道の、いずれかの到達点にこの人はいる。

みたいな目でどうしても「個展をしている作家さん」を見てしまうことが多かったんですが、

というか、

そう思っていたほうが励みになるような気がしてたんですが、

なんかもう、そういうのいいかなと(今さら)

 

 

いやさすがにスタートが遅すぎたんで

画集が出たり自分のブランド持ったりするイラストレーターには

とてもなれるとは思ってないし、ましてや

「一等地で個展ができるような画家」になんてそれこそ

10代からやり直さないと絶対無理なんですけど(笑)

 

あの成功者の方々と、自分の立ち位置なんかかえりみたりせずに

ただ一般客として鑑賞するほうがラクだな~と

やっと思えるようになったというか。

 

「名前の出ない画家兼イラストレーター」でも

やっていける道は幾らでもあるし、

意外に自分はそういう仕事のしかた嫌いじゃないな。

と、これまた最近やっと思うようになったので。

 

 

これ、状況としては他人から見れば

「まったく相手にされてないのに勝手にライバル視して勝手に疲れてた」

みたいなもんなので(笑)イタいことこのうえないんですが

さりとて

わたしぐらい才能も根性もない人間は、こういうことも思わなかったら

もっとなにもなく終わっていたでしょうから

無駄だったとは思わない。

クレバーな皆様はどうぞスマートに無駄なく生きていっておくんなましな。

 

なんかめんどくさい話になってしまったな。

 

 

 

画像はまったく関係ないですが、そういえば七夕だったので。

でも

七夕祭りが有名なところって、意外に旧暦でやるところが多いんだよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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