100均のラメ入り絵の具を使って(画材レポ) | 山田屋かわら版

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絵描き山田理矢の活動報告など。

 

 

ということで、昨日の動画の絵です。

YouTube仕様の横長の画面だと、タテ長の絵はどうしても落ち着いて全体像を見せられないからね。

 

昨日も言ったけどラメ絵の具を使ったところを強調するために、

人の体と持っているもの以外はあえて地色を入れずに白ベースにしたんですが、

まあそこはラクといえばラクだったんですが

 

いざお星さまを描き始めたら、これがねー

均一に色を載せるのがけっこう難しくて。

いや、元々ラメの混ざり具合が均一ではないので

普通の色の不透明水彩にくらべたら、まだムラをつくらずに塗るのは難しくないんですが

塗るときの、水で溶いた粘度の具合いがなかなかはかりづらくて。

 

そうそう、この絵の具

基本的には不透明水彩なのかなあと思ってたんですが、

パレットで乾いた絵の具がまた使えるのかどうか水で溶こうとしたら、

ちょっと膜みたいになってきれいに溶けなかったので

もしかしたらアクリル溶剤なのかもしれない。

 

あと、

部分的に重ね塗りで立体感をつけたり、

半透明なかんじに星を重ねて描いたりしたんですが

重ね塗りは、最初に塗ったのが完全に乾いてからにしないと

こまかくはがれてきて汚くなる。

 

それと、これはけっこう重要なんですが

使った筆を水で洗って、きれいになったつもりでも

けっこう次の色を使うときに落ち残っていたラメがよみがえってきたりするので、

筆はかなりしつこく洗って、色が出ないか一度ティッシュにとってから

次の色を使うことをおすすめします。

 

 

・・・まあそんなかんじで、コツさえつかめば

アクリルガッシュのような使い方をしていけばいいかなと思いました。

 

とにかく星の配置と配色以外にもそういうあれこれを考えながら描いていたので

結局普通に髪と服を塗るよりも時間がかかったかもしれない。

試し描きのつもりが試し描き感がまったくない(笑)

まあよくあることですが。

 

 

また使うかわからないけど、

わりと濃いめにコッテリ塗ったほうが均一にしやすかったので

一応もう一箱買っておきました(笑)

100均商品てあとからまた使いたいなと思って買い足しに行っても

もう同じ商品なかったりするからね。

 

あ、あと

光るものってスキャナと相性悪いかなと思ったんだけど、

意外と「ここにラメが使ってある」とわかる色には取り込めましたね。

 

興味のある方は、お近くにセリアがありましたら

ぜひ試してみてください。

 

 

作品全体については、

まあおおむね気に入ってはいるんだけど

昨日も言ったけどかき氷がごはんみたいに見える(笑)

なにか色のついたシロップをかければよかった。

江戸切子の硝子の鉢に盛ってみたかったんだけど

これまたガラスに見えませんね。

 

あと

服の柄を虹にしようと、わざわざ虹の色の順番を確認して

画像を見ながら1色ずつ塗っていったのに、

なんでか途中1色飛ばすっていう(怖

もうどうしようもないから開き直って6色にしたけど。

これはもう完全にわたしの脳のバグですな。

 

またなにか面白い使い方を思いついたら使ってみたいと思います。

 

 

↑色見本。ちょっと光っちゃってわかりづらいですが。

左から、

チューブのままの赤、

チューブのままの青、

チューブのままの黄色、

黄色と青の混色、

赤と青の混色、

チューブのままの緑、

緑と黄色の混色、

チューブのままの紫。

 

 

 

 

 

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