日展みてきた | 山田屋かわら版

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絵描き山田理矢の活動報告など。

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タイトルで「日展」なんて言葉を出してしまったらもう
自分の絵なんかなにを持ってきても意味なし価値なしではありますが(笑)

・・・とりあえず、↑日展みて帰ってきて描いたやつ。
・・・いい意味でも、悪い意味でも影響うけねーなー、わたし(笑)


たしか、去年も行ってみよーかなーどーしよーかなーと考えてた記憶はあるんですが
うーん。どうだっけ。一度も観に行ったことなかったかなあ。
今年は、会期始まってから観に行かれた方のブログで
水彩画の部屋というものがあるのを知って、
あ、水彩画だけ分けてあって見れるんだったら、膨大な数の作品を際限なく観てしまって
疲れ果てるということもないかなと。

以前、もうずいぶん前に、水彩連盟?だかの全国公募の展覧会を観に行ったら
もうあまりの作品数に(しかも1作1作が巨大)脳と目が疲れてしまって
さいごのほうはもう、ウマいとか好きとかの判断すらつかなくなるという経験をいたしまして
あんまりでかい絵をいっきに数多く見すぎるのも、何の得にもならないなと
一応学習いたしましてですね。

公式サイトで割引券をゲットできるというのと、
あといくつか都内に出たついでに周りたい用事もできたので
行くことにしたわけです。

・・・ですがー
いざ行ってみたら。

え?
水彩画の部屋って、これ?

作品ぜんぶでこれだけなの??

もちろん、洋画は油彩が主体なのは承知しておりましたが
透明水彩、不透明水彩に合わせ、アクリル、エンピツ、色鉛筆、パステル、墨絵、等々
いろいろいっしょくたにして、やっと2部屋分ぐらいあったかなあ・・・

最初は水彩画の部屋を探すために、油彩の部屋をだいぶすっとばして歩いたんですが
水彩を見終わって、まだ昼の1時くらいだったので(笑)
結局スタート地点あたりまで戻って、油彩もじっくりみてきました。
・・・日展のあとにも予定を入れてあって、でも日展で予想外につかまっちゃうかもしれないから
だいぶ早めに家を出て、12時前に昼食も済ませてたのよ。
そこまで急ぐほどじゃなかったですね。

展示作品に関してはまあ、今さらわたしなんぞがなにか言うまでもないかんじで(笑)
ちょっとね、「でかくてハズレのない絵をいっぱい」見たいなーと思ってたのよ。
その要望に対してはさすがにドンピシャですね。
わたし知らなかったんだけど、日展も「具象」縛りはあるのね。
意外にこれがない公募だと、失礼ながらわけわかんない絵が大半で
自分好みのわかりやすくウマい絵っていうのを見つけるのだけでも大変になってしまう。
まあ「具象」の中でも幅はけっこう広いんだけど、
でも、わかりやすく明るくきれいな絵が多かった気がするなあ。
ずっと前からそうなのか、最近あるいは今年の傾向なのかはわからんけど。
日本の絵画界のまんなかの組織なんだろうから、大衆性は必要ってことだろう。

てことで、どういうかんじだかはわかったので
気が向いたら来年も行くかも。
もう絵描きとしては、県展すら出してみようという気は200%消え失せているので(笑)
安心して一般客として見れます♪

そうそう、県展周辺の話も忘れないうち書いとこうと思うので、そのうち。
そのうちとか言っててもういつのまにか12月に突入してるんだけど(汗

今週末からはまた1日増えての3連勤ですよ。
土日だけでもけっこう疲れ果てて、休日初日は半日使いものにならないというのに。

3日目の午後ぐらいにはもう、5~6人ブチ殺してきた凶悪犯のような顔で働いていることでしょう。