今日も当ブログに
お越しいただき
ありがとうございます
またこれまで
幼少期の毒親話にお付き合いいただきありがとうございました。
いよいよ
彼女の
人生において
一番の暗黒時代である
小学校時代に突入します
小学校に入学して
すぐに事件はおきました
彼女は長女でしたので
毒親にとっても
彼女にとっても
日々初めてのことばかり
私服の小学校では
相変わらず
わかめちゃんのようにパンツがギリギリ見えてしまいそうなミニスカートを履かされ
毎朝、毛穴が引きちぎれそうなくらいひっぱられながらツインテールにされ
アメピンで皮膚を削られ
つばローションで前髪をセットされ
着せ替え人形となって
通学していました。
小学校1年くらいですと
入学前に準備するものなどの
学校からの連絡プリントがいっぱいきますね、
毒母は
漢字がほとんど読めないので
仲違いをしていない時や
機嫌がいい時は
毒父に読んでもらい
解説を受けていました。
まるで英文通訳氏みたいな状況です。
しかし
通訳したところで
その通訳が門外漢ジャンルの場合
訳しても伝わりませんね?
例えば
裁縫が趣味と言えるほど
毎日ミシンを触っているにもかかわらず
漢字が読めないために
体操着入れは
白い綿の
既製品を持たされました。
算数セットを入れる袋に至っては
この体操着入れの印刷の上に手書きで
「さんすうセットいれ」と
マジックで書かれた布を貼ったものでした。
給食のナプキンも
知り合いの手芸が得意なお母さんにお願いして作ってもらったものでした。
毎日着るものはお手製で
とっかえひっかえの着せ替え人形状態なのに??
たかが袋や給食ナプキンは
既製品や外注??
どこかずれている親たちでした。
小学校に入ると
帰りの会では日々
担任の先生からいろいろなものが配られて
親に渡すように言われました。
給食費袋
PTAからのプリント
学年便り
保健だより
などなど。
親も子供も
ランドセルに
明日の授業の準備をするのも
負担な小学1年生でした
そんなある日
ギョウ虫検査が実施されることとなり
これが配布されました
説明のプリントも一緒に配布されましたし
担任から使い方の説明もありました。
彼女は
プリントの
随所に漢字があり読めはしなかったけれど
先生の説明と
この絵があったので
使い方をしっかり理解しましたし
母親にも伝えました。
そして採取の朝
まだ汲み取り式だった家では
毒母が
飼っていた犬のトイレに
大便をすることを強要してきました。
彼女は毒母に
その方法が違うことを切々と説明しました。
文字は読めなくても
絵もあります。
「違うよ、お母さん。ここをペタッとお尻にくっつけるんだけだよ」
「バカだねこの子は!くっつけるだけでわかるわけないじゃん!
黙っていうこと聞きな!」
子供に理解力も知性もないと思い込んでいる毒母は
彼女のいうことなど
はなっから聞く耳などもちません。
毒母は
まだまだ小学1年はバカで
自分の方が物事を知っており
賢く
正しいのだと思い込んでいるので
彼女の説明や訴えに一切聞く耳などなしでした。
そしてこのセロファンに
2日間とも
少量の大便を
挟み提出したのです。
そレから数日たったある日のこと
なぜか毒母は
「今日学校に行くから・・・
友達と帰らないでちょっと待ってて・・・
先生と話が終わったら一緒に帰ろう」
と言いました
彼女は
教室の外で待ち
程なく
毒母が出てきました。
そして
手には
またあのギョウ虫検査セットを持っていたのです。
そして
しれっと
こう
言いました
「〇〇ちゃんの言った通りだった。
お尻にくっつけるだけでいいんだってね。
またやらなきゃね・・・」
そうです
担任は
彼女が物事を
正確に把握し
伝えることができない
低脳な人間だと判断し
大便を挟んだのは
彼女の伝達ミスだと思われ
直接親に連絡が行き
放課後の学校に呼びつけられたのです。
毒母は
自分のプライドの方が大事な人種なので
「実は
子供は正確に伝えてくれました。でも私が否定しました。
検便経験しかない私は
子供のいうことを無視しました」
などとは一言も弁明することもなく
彼女に向かっても
一言も謝罪もなく
それどころか
耳を疑うこの言葉を発したのです
「〇〇ちゃんが
うんこ挟むって言ったことになってるから
お母さんが間違えたって言わないでね・・・」
この段階で
彼女が毒母を軽蔑することができたら
親として機能していないクズだと見限ることができたら
毒父に
殴られている姿を見ても
冷静に受け止めることができ
楽になれただろうに・・・って思います。
でも彼女はまだ
毒母のたびたび見せる愛が
己可愛さゆえのものだとは
全くわからなかったのです。
世間では
「虐待」っていうと
殴ったり
罵倒したり
外に放り出されて家に入れてもらえなかったり
兄弟で明らかなえこひいきをされたり
ご飯がひもじかったり・・・・
最近では過干渉や過保護も
虐待にカテゴリーインされ始めていて
理解が進んだように思いますが
まだまだ
「明確な何か」を指すようなところがあります。
親の無知
親の価値観の押し付け
親の精神的な未熟さ
親の情緒不安定さや情緒の未発達
教養のなさ
なども
十分な虐待なのにね・・・と今なら思います。
むしろ明確な何か?
じゃない分
タチが悪く
同じように理不尽な思いをしている子供が
いっぱいいると思うんです
彼女ができることは
今
親をやっている人に
「あなたは大丈夫ですか??
子供のいうことに
きちんと耳を傾けていますか??
子供の心の動きに気づいていますか??」
と、この場で語りかけ
彼女のような目にあっている子供を
一人でも減らすことだけだと思っています。
子供には語彙の引き出しが少ないだけで
理解できてないわけではありません。
むしろ心は
3歳には完成していて
何か理不尽なことが
あるたびに
バリヤーを硬く張りめぐるようなイメージです。
どうせ分からないだろう・・・と
雑な会話をしないでください。
押し付けないでください
親に売られたり
裏切られた時
子供には
やり場のない悲しみが襲います
それでも
軽蔑できず
嫌いになることもできず
苦しみます。
なぜって
その軽蔑している人に
ご飯を食べさせてもらえないと
生きていけない自分が情けないからです。
赤の他人が救えるのは明確な虐待が起きている時だけです。
だとしたら
親が
自分で気づいて
自覚して
子供を「自分より知能が低いものだ」とは決めつけず
丁寧に対等に話をして向き合ってあげて欲しいと思います。
同じような境遇の方
彼女の言いたいこと
境遇を
理解してくださるようでしたら
ぜひ
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