僕のかわいいかわいい彼P、綿雲君。


動物が大好きで、弱い人に優しくて、無口で、人付き合いが基本苦手な綿雲君。
善良な市民。

背が低くて、おしゃれで、潔癖性で、髪が剛毛で、髭が薄くて、暑がりな綿雲君。
善良な市民代表。


なのに、警察官とは相性が悪い。
よく職務質問されてプリプリ怒ってる。


僕も初めて綿雲君に2丁目で声かけられた時、
「ちょっと怖そうな人だな」
って思ったもんな。
わからなくはない。



綿雲:「こんな動物好きな善良な市民に職務質問するなんて警察はわかってないよ。
俺より悪そうなやついっぱいいるのに」

職務質問される度に綿雲君はプリプリ怒る。




でも。
そんな綿雲君。

職務質問されちゃうくらいの一見恐持てな綿雲君。
なのに何故か高齢者には無茶苦茶モテる。


綿雲:「なんかさ、俺、全然知らないおばあちゃんにお菓子もらったり、
道聞かれたり、電車の乗り換え聞かれたりすんだよね」


お菓子もらうとかありえなくない?
この東京砂漠で。

毒ちゃん電車でお菓子もらったことなんかないし、
お菓子をあげてるおばあちゃんを見たこともない。



高齢者は綿雲君の優しさを見抜けるのか。


昨日も一緒に電車に乗ってた時に
「この電車新宿に行きますか?」
とおばあちゃんに聞かれていた。


綿雲:「ね、こんなに人がいるのにわざわざ俺が聞かれるんだよ」


不思議。

でも人生の経験をたくさん積んできた先輩から頼りにされるのは自慢できることだよな。
本人もまんざらでもなさそうだし。


ちょっとうらやましくなる。
そのうち、見ず知らずのお年寄りから莫大な財産を譲り受けたりして。

へへへ。


毒ちゃん、それまで別れずに綿雲君についていかなくちゃ。


へへへ。