グランプリボス
(牡、父サクラバクシンオー、母ロージーミスト、栗東・矢作芳人)
●新馬戦 6人気1着
【レース前短評】
昨年のセレクトセールにて2700万円で落札。
併せ馬の遅れは若干気になるものの、
矢作厩舎らしく乗り込み本数は少ないながらも、
入厩直後のゲート練習1F目に12.7、
翌週には芝コースで早くも61秒台をマークしているあたり、
ノーザンファームの生産馬らしく
牧場でもしっかり乗り込まれてきた印象。
推定馬体重500kgの大型馬の初戦なので、
モッサリ感がないかは要チェック。
(競馬力養成講座
・第192回より抜粋)
【レース後短評】
大型馬らしくやや余裕残しの仕上げながら着差以上の完勝。
サクラバクシンオー産駒ながら、
ある程度距離は持ちそうです。
乗り込み不足でのデビューも多い矢作厩舎ですが、
社台系列やシュウジデイファーム出身馬は
時計・本数に騙さされないよう注意しましょう。
(競馬力養成講座
・第194回より抜粋)
●スプリングS(G2) 5人気4着
【レース前短評】
G1馬の注目の始動戦となるが、
血統・気性からこの距離は長すぎる印象。
小回りでごまかしの利く中山コースから
底力の要求される直線の長い阪神への条件変更も明らかにマイナス。
豪華メンバー相手のここはバッサリ軽視したい。
(当ブログ
より再掲載)
【レース後短評】
距離延長で行きたがって溜めが利かせられなかったが、
本質的に長い距離・このメンバー相手に4着なら及第点。
この後マイル路線へ進むようならば巻き返し濃厚。
(当ブログ
より再掲載)
●ニュージーランドT(G2) 1人気3着
【レース前短評】
前走のスプリングS(G2)は、
本質的に距離が長かったことや
道中溜めが利かず行きたがっていたことを考慮すれば、
最後まで良く粘っていたと言える。
折り合い面から内枠替り・マイルへの距離短縮は好材料。
今週栗坂51.4-12.3とこの中間も時計もしっかりと出しており、
中一週の反動はなさそう。
改めてG1馬の底力を見せて欲しい。
(競馬力養成講座
・第300回より抜粋)
【レース後短評】
地力の高さで3着は確保したものの、
マイルへの距離短縮でも折り合いを欠いた点は気になる。
本番のNHKマイルCへ向けて課題の残る内容。
(競馬力養成講座・第302回より抜粋)
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