【説明】

核戦争に勝者はいない。ゴルバチョフ89歳、いのちの訴え。

 

【読後感】

ソ連崩壊と言う歴史の出来事になったその時代ソ連の大統領として過ごしたゴルバチョフのコメントはさすがになるほどと思わせる内容だった。ちょうど1989年に社会人になりドイツベルリンの壁が崩壊しそして1991年にソ連が崩壊した。あの時代にこのようなソ連の状況が起きていたことを記憶できていないのが現実だ。ゴルバチョフが大統領の座を追われた後も、ずっと心の中でなぜゴルバチョフが再度ロシアの大統領につかないのか、個人的には不思議に思っていたが、現実にはありえない状況だったというのが理解できた。彼はそれをソビエト社会主義共和国連邦と言う共和国が集った連邦を維持したいと考えていたのだ。あとがきにあったように、現実にソ連がそのままの状態で民主主義も導入した上で、存続する事はあり得なかったと言うのが現実だ。そうした歴史を記憶しておく必要があったのかもしれない。ただ残念ながら当時バブルの余韻に浸っていた新米の社会人にとって、このような世界情勢に明るい人物になりえてない自分がいた。自分の生きていた時代の歴史の1幕、その裏側をゴルバチョフの言葉を読むことによって知りえた気分だ。

 

【説明】

ロス市警ハリウッド分署深夜勤務女性刑事レネイ・バラードがボッシュと共演。深夜勤務から署に戻ってきたバラードは古い事件ファイルを見ず知らずの男が漁っているのに気づく。男はロス市警を引退したハリー・ボッシュだった。ハリウッド分署管内で発生したある未解決事件の記録を内密に調べていたのだ。Amazonオリジナルドラマ「BOSCH」原作シリーズ。ボッシュ&バラード第一作!

ボッシュを分署から追いだしたバラードだったが、ある事件に興味を示す。十五歳の家出少女がハリウッドの路地で殺害されたかつての未解決事件だった。彼女はボッシュと協力して、殺人事件の真相解明に取り組むが、日々の捜査にも追われ、ボッシュと別行動を余儀なくされ、思わぬ危機に直面することになる。Amazonオリジナルドラマ「BOSCH」原作シリーズ。全米年度ベストブック多数選出!ボッシュ&バラード共演!衝撃のエンディング。

 

【読後感】

やはりマイクルコナリー!!

ドラマを先に鑑賞したこともあり、少々ネタバレを認識しながら読み進めた。9年前に少女を殺した犯人は捕まり、だがその母親はその報を知る前に、自ら薬物を多量に摂取して死んでしまう。シラフでは、自分の子供を死なせてしまったとの罪悪感には耐えられなくなってしまったとの展開。恐らくこうした考え方は、薬物が身近に蔓延っているアメリカでは普通のことなのだろう。バラードとのコンビが続く。次作も期待したい。

 

【説明】

 

【読後感】

日経夕刊5つ星⭐️

十分読み応えあり。新聞社の編集らしく、長年の取材を元にした事実関係をベースとした見解が並んでいると感じた。ゴーンが優秀だった経営者の時代があったことは論をまたない。その後の変節、妻を変えたことが恐らく大きな転換点の一つかもしれないが、離婚前から不正に手を染めていたと考えられることから、金のない人間が金を持とうと欲をだして、地位を利用するとこうなるのかもしれない。残念な人物だったと歴史は刻むことだろう。

 

【説明】

サンフェルナンド市警の刑事として、自発的に未解決事件捜査にあたっているボッシュ。三十年ほど前に逮捕し、服役中の死刑囚連続殺人犯ボーダーズに関し、新たな証拠が出たとして、再審が開かれる見込みだと聞かされる。一方、薬局経営の親子が銃殺されるという事件が所轄で発生、麻薬捜査に駆りだされる。

薬局の父親は永年麻薬犯罪の片棒を担がされていたが、息子が不正に気づき処刑された。犯罪者集団のアジトを突き止め、親玉を逮捕する証拠を手に入れるため、ボッシュは前代未聞の潜入捜査に赴く。潜入先で生命の危険にさらされながら超人的な活躍を見せつける。一方、ボーダーズ事件の舞台は再審問法廷へ。

 

【読後感】

ハリーボッシュは永遠だ!


今回もしっかりと肩を付けていくそのカッコよさ、爽快だ。連続ドラマを先に観てしまったこともあり、展開に関する期待感は少なくなってしまったが、ドラマとの違いを追いながらストーリーを噛み締めることができた。元々のハリーボッシュの設定を変えざるを得ない内容にドラマはなっていることもあり、ハリーを追い詰める刑事がドラマはキャリアを奪った昔の恋人だったり薬局で悪さを働いたのは息子、殺されたのはその父親だけだったりした。本は昔のパートナー、悪事は父親、告発したのが息子、殺されたのは親子一緒に、マディは離れて暮らす大学生、等々。最後はリンカーン弁護士ミッキーハラーが汚名を晴らす展開で終幕。

 

【説明】

 

【読後感】

伊藤潤著の『囚われの山』を読み、八甲田山遭難事件の内容をさらに知りたくなり手に取った。


やはり歴史的な事件と言う以上の印象のない八甲田山遭難事件、当時の時代背景を写した日露戦争を前にした陸軍の指揮系統と、その中でもがく下位階層の軍人、それらのもどかしさが切に伝わる内容であった。部隊210名の連隊参加者に対して、わずか11名の生存者という事件、まれに見る人災の内容と言える。これほどまでの遭難者を出してしまった雪中行軍は類を見ない内容であろう。さらに映画化されている状況を踏まえ、改めてこの映画を見る機会を得たいと思う。