夏目漱石後期三部作その二。こうじん。

タイトルは、旅をする人を意味する言葉だそうです。読み方、わからんかった。

最初の展開では予想もつかなかったラスト。どんでん返しではないけれど、先の読めなさにはビックリしてしまいました。それと同時に、凄まじい人間分析力。おわー!っと、驚愕しました。

人間ってなんだろう、と改めて考えさせてくれる深い小説でした。