お久しぶりです。


中度知的障害者である妹のことが嫌いなきょうだい児毒姉です。


最近は、わりと『平穏』です。


妹と会うことも少なく、自分の家族(実家のメンバーは含まれていない)のことだけを考えればいいので。


それでもずっと忘れることはないし、いつも胸の中に『きょうだい児』という言葉がへばりついています。


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さて、だいぶ前にこんなことを書いた。





この時に、大事なことを念押しするのを忘れていた。


読んでいただけると分かると思うが『障がいのある子どもを施設に入れる』という言葉がある。


ここをもっと強調すべきだった。


障害児もきょうだい児も一緒に


ではなく、『障害児は施設に入れる』ことを大前提としている。


妹は小さい頃は穏やかで可愛らしい子だったように記憶している。ただひたすらお勉強のできないかわいい妹。


しかし、第二次性徴期から、感情のコントロールができなくなり、暴言を吐くことが多くなった。


そして仕事先でも上司に嫌われてうまくいかなくなり、仕事を辞めて引きこもった。


そのせいでさらに家族に当たるようになった。


二次障害と言えるのかもしれない。


周りは地獄だった。


だから、『子どもたちはみんな可愛いから一緒に育てたい』という考えの方は障害児の後にきょうだい児を望むことは絶対にやめて欲しい。


どこがで歪みが出ても親から見たら『かわいい子供達』という一括りになりがちだから。


きょうだい児は親に嫌われたら生きていけないから、親と障害児と一緒にいるしかないから。


『うちの障害児ちゃんに限ってそれはない。だって今、こんなにかわいいから』


は幻想でしかない。