羽鳥慎一モーニングショー 玉川徹 | 毒りんごアパート302号室

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千歳空港行きのバスが炎上する事故がありました。

映像を見て背筋が凍りました。

しかし運転手とスタッフの機転で、乗客全員が無事。

誰もケガせず、荷物まで運び出せたそうです。

羽鳥真一モーニングショーでこのニュースが取り上げられ、

スタジオでは「よかった」「本当に無事で何より」という声が。

ところが、玉川徹さんが「これはダメだ」「マニュアルに沿っていない」と言い切ったのです。

燃え上がるバスの前で瞬時の判断を迫られた現場の人々。一方、安全なスタジオで「あるべき対応」を語る立場。この二つは同じでしょうか。

マニュアルは大切です。でもマニュアル通りにいかないとき、

人が判断し、人を守った。結果、誰もケガをしなかった。

それなのに「でも、これはダメ」と切り捨てる言葉に、

強い違和感を覚えました。

「結果がよくても、やり方が悪いから評価しない」――

そんな空気が広がったら、次に同じ場面に立つ人は思い切った判断ができるでしょうか。

誰もケガをしなかった現場に、あとから"正しさ"を投げつける。

それは現場で必死に動いた人たちの背中を、静かに冷やす気がします。

私が聞きたかったのは、鋭い評論でも完璧な正論でもありません。

ただ一言、「無事でよかったですね」「現場の皆さん、よく守ってくれましたね」――

それだけで十分でした。

今日の毒リンゴは、そんな"後出し正義"への違和感です🍎