大河ドラマ「どうする家康」に触発されて読み始めた

 安部龍太郎氏『家康』シリーズ


第二巻は

 三方ヶ原の戦い

です。

「さんぽうがはら」ではなく「みかたがはら」と読むらしいびっくり

ページ数:334ページ

第一巻とほぼ同じ分量です。


一巻では、

 桶狭間の戦いで今川義元が敗れ、

 信長との再会と同盟によって

 元康(家康)の運命が動き出す場面が

 描かれています。

良ければ、前回の記事もご覧くださいニコニコ

https://ameblo.jp/doku-tomo/entry-12787782020.html


さて、第二巻ですが、一言で言うと

 徳川家康 vs  武田信玄

です。

 今回も巻頭に人物相関図が載っています。

 二巻は著名な武将が多く登場するので、

 一巻ほど「この人だれだっけ?」とは

 ならなかったですが、

 ふとした時に見直せるので助かりますねニコニコ


 今回も2日間で読め終えましたウインク

 まとまった時間がとれたということもありますが、

 家康と信玄の駆け引きにどんどん引き込まれ、

 あっという間に読み終わってしまいましたびっくり


第二巻では、

 ⚪︎今川家を攻めなければならない時の家康の葛藤

 ⚪︎信玄の攻めの先の先を見越した裏をかく戦略

 ⚪︎周囲の武将を巻き込んでいく外交の巧みさ

 ⚪︎やられたらやり返す武田勢の脅威と強さ

 ⚪︎負けて知る自分(家康)のこれからの生きる道標

などが描かれています。


また、信長の強引さも描かれ始め、

それに家康が違和感を感じ始めてもいます。

この気持ちが今後どう変化していくのか楽しみですウインク


さらに今回は、感銘を受けた部分がありましたおねがい

 息子の信康との会話で

 「人の上に立ち国を治める者は、

  我欲があってはならない。

  道理にもとづいて判断をしなければ

      多くの者を納得させることはできぬ。

  そのためには、皆の意見をよく聞くことだ」

 と家康は語っています。

 まさに"家康"という人物を象徴していますね。


これってビジネスをする上でも大切な要素だなっと

意外なところからハッと気付かされる場面でしたニコニコ


第三巻は

 長篠の戦い

です。

読み進めたいと思いますウインク