前回のブログのとおり、


完食を強要されていた私は、
次第にごはんを食べられなくなりました。



少量しか出ない朝ごはん(いつもお米とふりかけorパンでした)や、
母がいない給食は食べられるのですが、

母と一緒の夕食が食べられないのです。



一口、二口たべたら、
もうそれ以上は身体が受け付けず、
とても辛かったです。



今でこそ母からの完食のプレッシャーのせいで食べられないとわかるのですが、

当時の私(小5くらいだったと記憶しています)には、なぜ夜ごはんだけが食べられないのかわかりませんでした。



身体が受け付けなくても、
食べないと許されません。


つらい、苦しい、そんな思いでなんとかごはんを口に運ぶ日が続きました。





結局、何がきっかけだったか分からないけれど、
少しずつ拒食は落ち着いていきました。




いま、私は子育て中ですが、

食べられないときは残してもいい。お腹がいっぱいだったら無理に食べなくていい。

と子どもたちに伝えています。




すると、子どもたちは、
私がお腹いっぱいそうにしているときに、

「ママ、おなかいっぱいだったら残してだいじょうぶだよ」と声をかけてくれるようになりました。


そうやって優しい言葉をかけてもらうたびに、
なんとなく幼い頃の自分が救われるような気持ちになります。