臼井由妃氏の著書を拝読しました。
いわゆるタイムマネジメントに関する啓発本だと思います。
2018年初版なのでちょっと古いですが、ITやスマホが当たり前の現代だからこそ、使える場面は多いと思いました。
時間は支配したほうのものになる、1週間は金曜日から始めなさい、考えるのは15分でやめなさい、とか。
一つだけ気になったのは、「時間は「引き算」ではなく「足し算」で考える」こと。
時間が足りない人にとっての「あれをやるから、これを止める」という考え方に対するアンチテーゼだと思います。
ただ、私は「足し算ではなく、引き算で考える」よう教えられてきたので、ちょっと違和感を感じました。
つまり、本当にやるべきことに絞って、それ以外はやらないこと。
「あれもやりたい、これもやりたい」という人にとっては、効率性をあげるしかないですが、それらが本当に意味があることであれば、そうするしかないのかなとも思いました。
ちなみに、臼井氏は昔日テレ系の深夜番組「マネーの虎」に出ていました。
このお名前をどこかで見たことあるとは思っていたのですが、今も書籍を出されたりブログも積極的に発信されていますね。
当時の虎たちの栄枯盛衰がある中で、今も頑張っている臼井氏を素直に尊敬します。