あり得ない「奇跡」によってタジャドルコンボに変化したtomogguさんは、ライダー達をソーサラーの魔法から救った。
その直後、今度こそ共闘しようとするライダー達を尻目に、ソーサラーの元へと飛んでいってしまう…。
tomogguさんは?ライダー達は?そして、ライトルとラディはどう動くのか?
「コラボとカードと黒い奴」第8話、どうぞ!

(私と…一騎打ちだと?)
ライダー達の言葉を聞き、身構えたソーサラーだったが、tomogguさんの飛んでくる方向に違和感を感じていた…。


(…いや、違う!奴の狙いは、アレだ!!)
…そう、tomogguさんの狙いは、ソーサラーとの一騎打ちでは無く、巨大な赤い宝玉を破棄する事だった。

「鎧武・闇!奴を食い止めるんだ!」
「…言われなくても、やってやるよ!」
赤い宝玉の破棄は何としても阻止したいソーサラーは、鎧武・闇を差し向けようとしたが…。

「…そうはさせねぇよ?」
鎧武・闇の背後から手を伸ばし、食い止めたのは…。

「邪魔すんなああぁあ!!」
「するっての!!」
ライトルであった。
鎧武・闇が勢いよく放った凶刃を、アクセレイガンの刃で受け止めながら。

「…くっ、雑魚の分際で…俺を食い止めるなんざ…!!」
「まぁ、雑魚なのは違いねぇが…それでも、足止め位は出来るんだよ!!」
「…そうか。貴様も、居たのだったな…」
「ソーサラーさんよ、悠長に俺たちの戦いを眺めてる暇なんざ無いぜ?…アンタは、これから「人間の怒りの脅威」に触れるんだからな」
「人間の怒りの脅威…だと?」
鎧武・闇を食い止めながら、ソーサラーに忠告するライトル。
言葉の意味を理解しかねていたソーサラーだったが…。

凄まじい熱気と炎を発しながら近づいてくるtomogguさんの姿を目の当たりにした瞬間、言葉の意味を理解した。

(援者による補正もあるだろうが…それを差し引いても、此処までやってくれるとはな…敵ながら天晴だよ)
「面白い!!…見せてもらおうか、人間の怒りの脅威の凄さを!!」
ソーサラーは魔法で防御壁を生み出し、tomogguさんを食い止めようと試みる。

to「うぉおぉおおおーーーーっ!!!!!」
「ぐっ?!…ぬぅううっ!!!」
…熱気と炎の勢いは激しさを増し、ソーサラーの防御壁を勢いよくそぎ落としていく。威力を見誤ったソーサラーは、何とか食い止めようとするするが追い付かず、徐々に追いつめられていく…。

「…何が、お前の中の何が…此処までお前を強くするのだっ?!」
to「大切な人達を守りたい、笑顔にさせたい、喜びを分かち合いたい…そして、それを壊そうとする奴を許さない…そんな気持ちが、俺を…強く…熱くさせるんだぁあああっ!!!!」
炎は防御壁を食いつくし、ついにソーサラー本人を捉え始めた。

to「せいやぁぁぁあーーーーっ!!!!!」
「ぐわぁああああーーーーっ!!!!」
…そして、tomogguさんのキックはついにソーサラーのベルトに到達。
強烈過ぎるエネルギーを一身に受けたソーサラーは、絶叫と共に地に叩き付けられた…。

【tomogguさんが…勝った…のか?!】

to「うっ…!!」
「ぐぅっ…ばか…なっ…!!」
激しく動きすぎた反動か…tomogguさんの体は地に落ち、うまく立ち上がれず…。
ソーサラーは起き上がろうとするも、予想以上にダメージが強く、起き上がる事が出来ない状態だった。

to「…まだ、だ!頼む…もう少しだけ…力を…!!」
…それでも、tomogguさんは全身の力を振り絞り、立ち上がった。
成すべきこと事を成す為に。

地を蹴り、気力の一跳びで向かうは…巨大な赤い宝玉。

to「コイツを壊せば…オーズさんが助かる…皆で、戻れる…!!」

to「セイヤァァァァーッ!!」
渾身のキックが、赤い宝玉に炸裂した。

火花を散らしながら、赤い宝玉は地面に墜落し、tomogguさんはオーズのカードがある場所へとたどり着いた…。

to「…ハァ…ハァっ…!」
【tomogguさん…!!】
…自分を、先輩や後輩ライダー達を助ける為に、たった一人で頑張り、そして今は、頑張りすぎた反動で苦しんでいる…。
そんな彼に対して、自分はただ、声を掛ける事しか出来ない…。
こんなにも、近くに居るのに…手を伸ばす事も、支える事も出来ない…。
オーズは、今の自分の無力さ痛感していた…。

to「…オーズさん、大丈夫、ですか…?」
【俺は大丈夫…それよりも、tomogguさんの方が…!】
to「俺も…ちょっと苦しいけど、大丈夫ですよ…てか、こんな場所で、へばってる場合じゃ…ないですっ…。
だって…コラボは、まだ終わってない…話したい事もやりたい事も…いっぱいあるんですから…っ!!」
…言い終えた直後、tomogguさんの姿は、タジャドルコンボからタトバコンボへと戻っていった…。
ブロガー達とライダー達は、元の世界に帰る事が出来るのか…コラボを無事に〆る事が出来るのか?!
第9話に続く…。