時は、「66アクション 仮面ライダークウガ&アギト」のレビューもどきを終えた辺りから始まる…。
時刻は深夜。何時もならばとっくの昔に寝入ってる筈の響鬼は、眠れずに居た。
例の考えを思った以上に引きずり、中々眠れる様な心境では無かった。
モモタロス「…うぅん…やっぱりプリンは冷蔵庫で冷やすのが一番だろ…ムニャムニャ…」
隣でプリンに関する夢を見ているのだろうモモタロスの寝言を聞いた響鬼は、モモタロスの事を若干羨ましく思いながら、眠る事に集中し始めた。
…ふと響鬼が目を覚ますと、黄色一色の空間に立っていた。
響鬼「…何処だよ、此処?夢にしては素っ気なさすぎるし…」
響鬼が困惑していると、後ろから声がかかった。
【おーい、響鬼さんやーい!】
響鬼「ん?この声は…ブログ主…か…??」
聞きなれた声に響鬼は振り返ったが、目の前に現れた代物に驚き、固まりかけていた。
響鬼「…ブログ主、なんだよな?」
【その通りで御座いますよ!何時もの姿とは違うけどね!】
響鬼の目の前に現れたもの、それは此のブログの主ことラディであった。
だがその姿は何時ものデカいバックル姿では無く、某探偵アニメに出てくる犯人の如く全身が真っ黒な女性の形をしていた。
響鬼「何時もの姿と変わりすぎでしょ…何、鍛えまくったの?」
【まぁ、そんな感じですかね。
現実世界じゃこの姿の維持は難しいけど、精神世界界隈なら長く維持できるって事で、一足早くお披露目させたのですわ】
響鬼「へぇー…にしても、タイミングが悪いね。俺が、主役組の中で唯一動けなくなる存在になるかもしれないって悩んでいる時にさ…」
【ああ、その件についてお知らせしたい事も兼ねて、やってきたのでございますよ?】
響鬼「…お知らせしたい事?」
【そうです!…単刀直入に言いますよ?】
【響鬼さん…動ける様になります!!】
響鬼「…は?」
ブログ主から突然告げられた「動けるよ」発言に、頭が追い付かない響鬼。
いつの間にか空間の色が変わり、ブログ主の身体が光り輝きながら徐々に透けていく。
響鬼「ちょ、ちょっとブログ主?!何処行くのさ?!てか、動ける様になるって何?!」
【言った通りですよ。そろそろ夢が終わって目が覚める頃だから、起き上がりをお楽しみに~…チャオ♪】
…そして目が覚めた響鬼だったが、あまりに唐突な夢を見た為か、なかなか体を起こす事が出来ないでいた。
気が付くと、モモタロスが目を覚まし、爽やかな目覚めを見せていた。
モモタロス「おう!響鬼、おはようさん!」
響鬼「…おはよー。朝から元気じゃん。良い夢でも見たの?」
モモタロス「ああ、いい感じに冷えたプリンを食った夢を……?!」
モモタロスが見た夢を語ろうとした時、不意に動きが止まった。
モモタロス「…お前、響鬼、だよな?」
響鬼「え?当たり前だろ…何言ってるんだ?」
モモタロス「だ、だよな…よしちょっと待ってろよ…?」
何処かぎこちない様子のモモタロスは布団を出ると、意を決した様な表情を浮かべ…。
「大変だぁあああ!!!!!響鬼が細長くなったぁああ!!!!!」
響鬼「ちょ?!モモタロス何言ってんの?!」
モモタロスの意味不明な雄たけびに、響鬼は突っ込まざるを得なかった。
が、その時、自分の身体に起きた異変に気付いた。
響鬼「こ、これって……マジなのか…?!」
暫くして、主役組全員がやってきて響鬼の身体に起きた異変を知り、ある者はただ驚き、ある者は困惑、ある者は複雑な気持ちを抱きつつも、「動ける様になって良かったな」と心の中で祝いの言葉を贈った。
クウガ「何か本当…鍛えた成果が一気に現れたって感じだよね…」
龍騎「俺も本格的に鍛えようかな…何時スーパー戦隊とのコラボオファーが来ても良い様に!」
アギト「…そうしたら良いんじゃないかな」
ファイズ「今やってる春映画がある意味そうだろ」
ブレイド「何か元々逞しかったのが、もっとリアルに逞しくなった感じがする…本当、何があったのかな?」
響鬼「それがさ、夢の中で人の姿をしたブログ主に遭ってさ、「動ける様になるよ」って言われて起きたら…こうなってたんだよね」
ブレイド「え?夢の中でブログ主に遭って、動けるよって言われたら、こうなった…?どういう事??」
響鬼「俺も解らないよ…詳しく聞こうと思ったら、ブログ主消えたし、目は覚めたし…」
ブレイド「…兎も角さ、動ける様になって良かったね」
響鬼「…あっ。ごめんな…抜け駆けする様な感じになっちゃってさ…」
ブレイド「気にしなくていいよ。…正直、俺の66版が解放されたら、響鬼落ち込まないかなって心配してたから…これで気兼ねなく66版の解放を待てるよ」
ディケイド「…にしてもアンタ、俺達の何人かの身長一気に越したな…」
響鬼「言われてみたら…いやー、悪いね!動ける様になるとは聞いてたけど、身長も伸びるなんてなー…」
カブト「動けない事に落ち込んでいたら、動ける様になった…ふむ…ならば…」
ディケイド「…多分、アンタが響鬼兄さんと同じ様な状態になっても、延長されるだけだと思うぞ、カブト兄さん」
カブト「な、何の話だ?!」
プラット「…モモタロス、一体何があったの?一晩で別人みたくなるなんて…」
モモタロス「俺が知りてぇよ。目が覚めて響鬼の方を見たら、ああなってたんだよ…」
キバ「真相を知っているのは、ブログ主だけという事ですか…」
響鬼「いや~…良いね、この身体!音撃棒も構えられるし!」
響鬼「音叉にアニマルディスクも、ちゃんと取り外し出来るみたいだしさ。何をどうしたのか知らないけど、ブログ主良い仕事したよね~♪」
動けなかった事に対する焦りやうっ憤を晴らすかの如く、響鬼は動きまくり、浮かれていた。
フォーゼ「響鬼兄ちゃん、いきなり動ける様になったのビックリしたな…」
鎧武「アレだよ、きっと。かなり遅れて成長期が来たんだよ。大人になってもあるらしいからな」
W「…いや、話聞く限りじゃブログ主が何かやらかしたに決まってんだろ…」『何をどうしたら、一晩であそこまで肉体組織を根元から改善出来るんだろうね…実に興味深い』
オーズ「…実はお前も一枚噛んでたりしてないか?響鬼兄さんが動ける様になったの」
ウィザード「無いですよ…噛む理由もメリットも無いし」
ドライブ「…動けない事に落ち込んでいたら、動ける様になった…だったら!」
『…いや、ドライブ。それはないよ。TKシリーズや66シリーズ解放の訴えは、引き続き続けたまえよ』
ゴースト「一晩で別人な勢いで変わるなんて…こういう事例って、あるのかな?」
エグゼイド「う、うーん…聞いた事はあるけど、こんなに極端な例は無いかな…」
二期組の者達も、突然の響鬼の変化に様々な反応を見せていた。
ライトル「…にしても驚いたよ。アンタがまさか、S.I.C系に手を出すとはね…苦手だとか言ってたのに」
ラディ「…まぁ、確かにS.I.C系は苦手な方だよ、自分。アウトな奴はアウトだし。
けど、S.I.Cウィザード系統は好きかつ格好いいと思ってるし、それ以外でも良い!と思えるのは、良い!と思える様にはなってきたよ…それを踏まえて、響鬼さんを購入した理由をば」
ライトル「短めに頼むわ」
ラディ「一つ。動ける響鬼さんが欲しかったって事。
二つ。66ブレイド解放も近いとなって、動けない事をネタにするのが可哀想になってきたからって事。
三つ。極魂響鬼さんの大きさが食玩系と並べても違和感が少ない事。
四つ。響鬼さんなら、S.I.C系統でやってきても違和感無くて平気っぽい事。
以上です!!」
ライトル「…アンタにしては、短くまとめた方だね」
ライトル「で、この後はどうする?ライジングの取得報告?
ACかTKシリーズのレビューもどき…あ、AC版のカチドキさんの撮影も途中だったよな?」
ラディ「えーっと…それは…」
ラディ「…チャオ♪」
ライトル「誤魔化すな」
…こんな感じで、響鬼の焦りと不安は解消された。
そして、この肉体変化(?)が、このブログにどんな影響を及ぼすかは定かではない…。
この記事に長く長くお付き合い下さり、ありがとうございました!!m( _ _ )m


























