『おとうと』以来の出会い | 小林紅茶の五七五

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飾らない日常を、五七五で話せたらいいな。いつの日か俳句になる日を夢見ながら。。。。。

     読みさしに洗濯ばさみ旨し茄子

 

あづいあづい。お暑うございます。ごぶさたしてます。

まだ本格的な夏になったばかりだぞと

自分に言い聞かせております。

せっかちな私は、午前中にガガガガガーと事を済ませるので、

午後はぐったりしてしまうか叉はのんびり本を読むかのどちらか。

今は幸田文の随筆集を読んでいる。

高校の頃だったか、兄の本で「おとうと」を読んでから、

幸田文にとても惹かれるものがあったから。

いま読んでいるどの随筆も哀しみや滑稽さがあって、

丁寧な言葉選びを楽しみつつゆっくりゆっくり読んでいます。

読み急がずに・・・幸田文を懐かしむ。