日航支援、ワンワールド陣営が共闘 米英豪の3社

http://www.asahi.com/business/update/0918/TKY200909180338.html




日航支援が難航している。


巨額の赤字と借入金の返済負担の増大で、資金ショートの可能性

もあり、存続のためには官民一体で外資でもなんでもいいから、

資金調達のめどをつけなければならず、また時間的猶予もない。


ワンワールドか、デルタかという交渉先の選定という難題も

加わり、難しさは増すばかりだ。


そんな所にきて、政権交代で横槍が入ったりしてきて、ただでさえ

交渉を急がないといけないのに、遅々として進まない状況になって

いる。



以前も書いたのだけど、

http://ameblo.jp/dokoheiku/entry-10316598432.html

もう、JALにはナショナルフラッグとしての存在価値も見いだせないし、

民事再生の手続きに入って、バラバラに外資に切り売られて

いいとぼくは思う。


僕はJALに乗らないし。

(わがままな意見ですみません。)




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ANAユーザとして、

当面注視するのは、ANAのチケットの予約・発券などの基幹システムの

全面刷新プロジェクトの成否。



日本ユニシス ANAの国内線予約システム「able-D」をオープンシステムで再構築

~ 米国ユニシスの最新鋭エアライン・パッケージソフトウェア「AirCore™」をベースに開発 ~

http://www.unisys.co.jp/news/NR_060420_AirCore.html



全日本空輸 脱メインフレームで70億円削減へ 国内線予約・発券システムをオープン系に全面再構築

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/JIREI/20070530/273051/



ユニシスがこれまで使っていたメインフレームをオープン系の

Unix or Windows サーバーに置き換えて、その上でユニシスの

航空業界向けパッケージをANA向けにカスタマイズして使う

という計画のようだが、金融庁が東京三菱銀行とUFJ銀行の

統合に関して、システミックリスクを理由に3か月延期させたように、

ANA+Unisysのこのプロジェクトにも国土交通省は積極的に

関与すべきだと思う。





ANA+ユニシスはこれまで再三にわたって、システム障害を

起こしてきており、これに懲りたのか、ANAは国際貨物システム

については、ユニシスのメインフレームを捨てて、IBMに

乗り換えた。


ANAが貨物システムをユニシスからIBMに切り替え、インド社パッケージを採用

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071120/287599/





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もう一つニュース



酒井被告が使っていた千葉の別宅が全焼

http://www.asahi.com/national/update/0920/TKY200909200002.html


言葉が見つからない。

ひどすぎる。


彼女は怒りやら悲しみやら、言葉にならない苦しみやらを

どこにぶつければいいのだろうか?


もちろん彼女の犯した犯罪は重い罪だ。

しかし、そのことで火をつけていい理由はどこにもない。


この事件は、映画『ミシシッピ・バーニング』で描かれたような明確な

対立構造を持っていない。


しかし、私には、

『ミシシッピ・バーニング』で黒人への強い排他感情が放火殺人へと

つながったのと同じように、

日本社会の持つ大きな暗闇が、今回の事件につながったのだと思う。


その暗闇は曖昧模糊としていている。

どうも説明できない。

 ・うさばらし

 ・悪のり

 ・事の重大性の認識の欠如

 ・見つからなければ何をしてもよいという「倫理観の欠落」

 ・犯罪の劇場化の先鋭

そういうもろもろのこと+α。


とにかく、言葉が見つからなくて、混乱している。


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