風車祭風車祭池上 永一著面白いです。池永さんの相変わらずの主人公舘のキャラクターが尋常ではないけど、それがまた魅力的。沖縄出身なんですね、池永さんは。テンペストからはまったんだけど、この人の沖縄への愛情は深い。沖縄行きたくなります。
張り込み姫張り込み姫垣根 涼介著リストラを題材にしているけど、内容的には人情ドラマ。シリーズ3作目。業界の事をよく研究している感じが伝わります。ちょっと車関係の部分は細かすぎて、女性はついてこないのでは・・・と心配してしまうけど。
それからはスープのことばかり考えて暮らしたそれからはスープのことばかり考えて暮らした吉田 篤弘著特に大きな何かがあるわけじゃないけど、日常の中でなんかゆっくりと時間が過ぎる幸せを感じる。丁寧な描写ときれいな日本語で書かれているのが美しい。夜中に読むと、サンドイッチとスープを飲みたくなるので危険です。心穏やかに読める本です。
カラ売り屋カラ売り屋黒木 亮著短編なので黒木さんの本領発揮とまではいかない感じがするけど、内容的には相変わらずの経済小説としての素晴らしさ。ご自身の経験があるから、金融とか商社の動きは本当にリアル。入門編として読みやすいと思います。
新参者新参者東野圭吾著久しぶりに東野作品で面白かった。最近の数は多いけど質の低下にがっかり来ていたのが、ウソのよう。加賀恭一郎シリーズは面白いね。短編でつないでいくというストーリーも、読みやすくて良かった。人形町の風景とか目に浮かんでくる描写が上手い。人情物としていい味出しています。