キルギスに生きる/写真ブログ -25ページ目

キルギスに生きる/写真ブログ

青年海外協力隊として、
中央アジアのキルギス共和国にて野菜隊員として活動中。
キルギスの話をするブログ。

キルギスにはもちろん羊飼いがたくさんいます。

羊飼いと言っても必ず羊とヤギはセットで追っているんですけどね。
サイズが同じだからか、なんなのかはわかりませんが。

彼らにとってはあまり区別する意味もないのかもしれませんね。

羊や馬や牛とかもいろんな品種をごちゃ混ぜにして放牧しますからね。

「あ、キルギスには珍しくホルスタインがいた!」
なんて思っても大概がホルスタインの血をひいた雑種ですからね。

品種をしっかり分けて放牧している人たちはごく少数だと思います。

まず、柵で囲って放牧という考えがありませんからね。
夏になったら山へ家畜を追っていって、標高の高い高地で放牧するって感じですからね。

もちろん村や町の上流で。

日本だったら下の町の人たちに水質汚染だ、環境破壊だなんて言われて
お金を払わせられるのがおちですね。


写真は羊飼いのおじさんと羊とヤギたち。
わざわざ湖の砂浜で追っていました。
砂浜なので草なんてほとんど生えていないのにも関わらず。






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最近結構感じるのは貧富の差。

水道をひける家とそうでない家(ま、水道を家に引いたところで水はきれいとは言い難いですが)だとか、
毎日パンしか食べられない家とそうでない家とか、

ま、言い出したらきりがないんですけどね。

どこの国でもそうだとは思いますが、
特に貧富の差を感じるのは首都ビシュケクに上がった時ですかね。
なんか、世界がちがいますよね。

ここ最近のキルギスは経済成長も著しいので、
地方と首都との差がどんどん開いて行っている気がします。

ぼくが来た1年半前よりも格段に車の台数とか増えましたからね。


そんなキルギスなんですが、

夕食のときにおばあちゃんがしゃべっていたことなんですが、
「近所のサーシャの所は子どもを売ったみたいよ。」
「しかもまた孕んでるみたい。」って。

その家はかなり貧乏だそうで(だれも働いていないので当たり前の話ですが)
貧乏子だくさんというかなんというか。

また、「売ったみたい」って言葉にビックリですよ。
どこに?って聞いたら「さあ。でも欲しがる人はたくさんいるからね。」

だそうです。

単純に養子かもしれないので、一概には言えませんが、どこに売られていったのやら。
多少のお金を上げた所でなんの解決にもならないので、ぼくにはなんにもできる事はないんですけどね。


聞く話によると、先進国から子どもを買い付けにバイヤーが来たりしているようですからね。
もちろん臓器のために。
基本的には孤児院の子どもたちだそうですが。

いくら首都が発展していても、キルギスの生活に慣れたとしても
やっぱり途上国にいるんだなと、改めて実感させられます。











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今年の秋は比較的暖かいとは言っても紅葉は始まっています。

9月に入ってからはほとんど雨も降らず晴天ばかりで、しかも昼夜の温度差が激しいため、
木によってはきれいに色づいています。

特に湖の近くのアンズなんかは適度な湿度も相まってとてもきれいに紅葉し始めています。

キルギスに来るまでは知りませんでしたが、
アンズの葉っぱってめちゃくちゃきれいに紅葉するんですよね。
葉の形さえ考えなければモミジといい勝負だと思います。

というわけで、今年の春に花を見に行ったアンズ畑へ
今度は紅葉を見に行って来ました。

実際に行ってみると若干早かったようでちらほらと色づいている木がある程度でした。
紅葉がまちまちだったのは、たぶんいろんな品種が混ざって植わっているというのも理由の一つかと思いますが。

ま、また次回に出直しですね。
あと1~2週間後にまた行ってみようと思います。

それでは写真です。
全体的にはきれいでなかったので葉っぱだけを撮ってみたりしました。



真っ赤でわりときれいです、アンズ。


葉っぱの後ろから。


葉脈が綺麗でした。

ではまた。






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