タスマ村の石鹸 | キルギスに生きる/写真ブログ

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青年海外協力隊として、
中央アジアのキルギス共和国にて野菜隊員として活動中。
キルギスの話をするブログ。

キルギスには昔から作られていた石鹸があって、
それらは、いろいろな植物を燃やしその灰を使って
各家庭で作られていたそうです。
石鹸の名前はシャカルサムン。

昔の人たちはその石鹸を使って手を洗ったり体を洗ったりしていたそうです。
現在では作っている人はほとんどいません。

ぼくが推察するに、ソ連になってから様々な近代的な文化が入ってきたなかのひとつに
ぼくたちが今使っているような石鹸も一緒に入ってきたのではないかと思います。
そして、次第に家庭では作らなくなり、
大量生産される今の石鹸に移り変わったのではないかと思っています。

そんなわけで今ではその石鹸はぼくの知っている限り、
Бугу Эне(ブグエネ)というタスマ村にある石鹸グループのみ生産、販売しています。

このグループは昨日も書いた通り、協力隊員が作ったグループで、
今でも隊員が入り、活動を続けています。

石鹸を作っている風景はこちら。



油と混ぜて火にかけていきます。



こうやってひとつひとつ手で丸く成型していきます。



完成。あとは包装するだけ。



そしてこうやって袋に包まれて販売されています。

一つ180ソム(360円)だったかな。

ぼくたちにとっても石鹸が1つ360円となると高価なものにも関わらず、
現地の人々も多く買い求めているようです。


ちなみにサイトがこちら
http://buguene.blog.fc2.com/

ま、キルギスに来ないと買えないんですけどね。




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