最初の癌宣告から1回目の癌告知から手術までの体験談です。
2015年6月2日
朝一血尿出る
○6月4日
後楽園近くの泌尿器科受診
膀胱炎の疑い
エコー影無、細胞診クラスⅡ
頻尿と夜間の尿意治療薬と漢方薬含めて
14日間分6千円分の支払いに疑問を持
ち呆れて転院決意
6月30日 診療、薬代6500円
7月14日 6360円
以下飯田橋中村クリニック受診記録
○7月24日
飯田橋中村クリニック受診
血尿と頻尿を話す
前立腺が少し大きい、前立腺炎ではない
かと診断される
31日尿細胞診クラスⅢb
classⅢbでも癌ではない検査技師によっ
て所見違うので気にしなくていい正常と
言われる。
○9月12日
エコーで膀胱の上部にレンズ状のような
膨らみ映る、内視鏡で見るも異常
なく以前の膀胱炎の痕かなと様子見。
膀胱炎既往症はないと申し上げる
(後に癌が出来た場所とは違います)
その後も頻尿は続きました
前立腺炎、前立腺肥大2種類の薬処方。
毎月1回通院し薬を飲み続ける。
血尿は6月2日依頼なかった.
○2016年1月15日
再び血尿、膀胱炎診断、細胞診Ⅲb
(異形細胞多し要精密検査とある)
相変わらずあてにならないよと無視
される。
その後、薬は前立腺炎と前立腺肥大、
膀胱炎の薬処方され飲むも血尿、排尿痛
頻尿も全然治らず。
○2月12日
血尿止まらず排尿痛訴えるが膀胱炎診断
このころより、
『あなたは癌じゃない』と通院するたびに
言われる。
○2月22日
かさぶたが尿に交じる血尿ひどくなり濃
くなる。
排尿痛もかなり痛いと訴えるがあなたは
癌ではない膀胱炎であると言われる。
薬を変えても症状は酷くなる一方
あげくに
「もう打つ手がない」と言う
○2月29日
薬飲んでも血尿にかさぶたが混じる
排尿痛ひどくなることを訴える
『あなたは癌ではない膀胱炎なので様子
みてくれ』
こちらが癌ですかと聞いてもいないのに
癌ではないと何度も言う。
何故血尿がつづくのか排尿痛や頻尿が治らないのかひょっとして癌ではないか不安になりよく行く整形外科の院長に泌尿器科紹介していただく。
〇3月2日
千駄木の泌尿器科へ、総合病院紹介で
精密検査したほうがいいと紹介される
3病院から選ばされた
①東京新宿メディカルセンター
(旧厚生年金病院飯田橋)
②都立駒込病院
③東京逓信病院
東京新宿メディカルセンターは近いので
考えたがある理由で辞める。
東大病院勤務だった医者がいると触れ込
みの東京逓信病院にする、あとで後悔す
るが。
※文京区は東大病院始め国立や私立の大
学病院や都立病院、総合病院が数ありま
すが何故かこの区の町医者は上記3病院
を紹介するのです。
今でも何故かわかりません。
医師会で決めているのでしょうか
○3月4日
東京逓信病院受診
東大病院勤務だったと触れ込みの
部長先生に(年齢40後半か50歳位)
エコーで影あり、癌だろうと内視鏡を
する。
診察前に重篤な病気であれば
告知方法をどうしますかという
ペーパー渡され見ると
ア、直接告知してもよい
イ、やんわり告知する
ウ、家族に告知する、本人には言わない
と記憶していますが
(ア)を選びました
エコー見たとたん大声で
「おーっとー、あるねー」
「癌ですな、内視鏡しましょう」
内視鏡で大きさは1㎝位でした
表在性も浸潤も顔つきは言わず
「早速手術したほうがよいすぐ出来る
数日後入院説明するので来てほしい」
この時私は
セカンドオピニオンもしたい旨言うと
突然大声で
『なにーぃ セカンドオピニオンだぁー
そんなことするんなら診てやらねーぞ
腕には自信ある!』と机に書類を叩きつ
けた。
暴言ですよね、恫喝まがいです
患者の気持ちなんて全く考慮してません
(後で調べましたが東大病院勤務でも
出身は浜松医科大でした)
びっくりし少しやり取りがありました
なんだこの人は・・・
後日の入院説明日に行かないですっぽか
しましたところ、部長先生より電話あり
急に優しく、私は腕には自信があります
早いほうがいいので来てください。
私は思ってもみない癌告知でショックも
あり、このまま血尿と排尿痛が続くのも
つらいし早く手術して楽になりたいとの
気持ちからこの病院での手術を選択しま
した。
他の病院でまた最初からというのも
精神的に疲れるし致し方ない諦めました
すぐに手術日が決まり入院しました
〇3月16日
入院
〇3月17日
最初のTUR-BTです
手術後、どうでしたかと尋ねたら
親指と人差し指でちょっと悪いかな
でした、このころは膀胱がんについて
ネットで調べまくってました
ステージはどうか、表在性か浸潤して
いるのか転移は、この後どうなるのか
BCGするのか最悪摘出なのか
癌=死ではないのか入院中そればかり
考えていました。
〇3月23日
退院
〇3月25日
病理診断の日です
診断、病名:膀胱小細胞癌
悪性度高く希少癌、標準治療はない
『小細胞癌』に矛盾はありません
と明記されているではありませんか
部長先生も初めて小細胞癌に
出合ったと驚いていました
最悪の癌で進行が速い
転移がどこに出るかわからない
すぐ膀胱取ったほうがいい
命が危ない
ここでも出来ますぞと
ちょっとここまででおかしいと
お気づきになられたかもしれません
手術前にどこの病院でも
造影CTをして手術をするはず
でもここはしませんでした
実は手術する前にCTされないのか
聞いたところ
「しません、癌を叩くのみです」
事前の知識にはなかったけど
そういうものかとしか思いません
でした。なんせ初めてですから。
考えたらおかしいですよね
まずありえません。
膀胱全摘術式を訪ねたところ
開腹し回腸導管ですストーマと
呼ばれる排泄口をへそ横につくり
そこにパウチという袋をつける
膀胱を取り腸に尿管を付け
お腹からだしストマを付ける
ここでも出来ますぞとまた言う
術式はそれだけですかと尋ねたら
「それだけです・・・」と答えが
返って来た。えっ???
おいおい、こちらも調べまくって
いるんだよ、知らないと思って
ほかにもあるだろー
一択しかないなんて
こいつ信用できん。
このころはロボットのダビンチで
新膀胱造設もありました
保険適用外でしたが
(2018年に保険適用)
2014年に東大病院でダビンチをした
のがボクシング元チャンピオン竹原慎二
さんです
腹腔鏡下膀胱全摘でも
新膀胱造設はありました
知らないと思って自分がやりたい
又はこの病院でしか出来ない
手術方法を勧めるという
なんて患者を馬鹿にしているのか
ここでは手術なんてしないよ
ましてやあなたには絶対してもらい
ませんよと心で言い返してました
手術をするなら故郷の福岡でします
紹介状を書いてくださいとお願いし
東京逓信病院とはお別れしました。
※ある有名病院の相談窓口に聞いて
みました。
セカンドオピニオンと言うと
切れる医者はいるようです
大病院の中にも時代遅れの医者も
多いようです。
どうしてセカンドオピニオン嫌うのか
わかりません。
○飯田橋中村クリニックへは
癌宣告された後日行きました
このときの顛末は次にお話します。
長くなりましたがここまでお付き合い
頂きありがとうございます。