昨日ブログを始めたばかりですが、さっそく「わが家の特殊すぎる掟」が更新されたのでご報告します。
製造現場で働く人間として、汚れや異物混入には人一倍厳しいつもりでした。……が、うちの「鬼嫁」の検疫体制は、もはや国家レベルです。
わが家の帰宅ルーティンは以下の通り。
玄関で靴下を脱ぐ(一歩も中に入れてはいけない)
足の裏をアルコールで徹底消毒
そのまま風呂場へ直行
ここまでは、私も「家庭に汚れを持ち込まないためだ」と納得していました。しかし、昨日はさらなる「新ルール」が私を待っていたのです。
脱衣所で作業着を脱ごうとした、その時。
背後から、上司よりも鋭い声が飛びました。
「おい!服は全部、風呂場の中で脱げ!」
私「……え? 脱衣所でいいじゃん、なんで?」
妻「中で脱げば汚れがすぐ流せるだろ!外で脱ぐな!」
さすがに「嫌だ」と抵抗しました。服を脱ぐ場所くらい、自由を認められてもいいはずです。しかし、その瞬間、わが家の最高権力者が放った言葉に私は凍りつきました。
妻「あんたが動くたびに、胞子(ほうし)が落ちるんだよ!!!」
……ほうし?
胞子って、あのキノコとかカビが飛ばすやつですか?
私、30代後半
職場では部下を束ねるリーダー。
家では、歩くだけで菌を撒き散らす「キノコ」扱い。
よく分からない理由ですが、彼女の目は本気でした。
ここで「俺はキノコじゃない」と論理的な反論をしても、待っているのは「夕飯抜き」という極刑だけ。
私は無言で風呂場の床に立ち、静かに胞子……もとい、作業着を脱ぎ捨てました。
今日もわが家は平和です。
私の尊厳以外は。