映画紹介1176 笑いのカイブツ・ICE | dokidoki感

映画紹介1176 笑いのカイブツ・ICE

こんにちは


これらの映画を観ました


笑いのカイブツ




簡単なあらすじ

大喜利が得意なハガキ職人がプロの世界に入るも
自分の思い通りにいかず 葛藤しまくります


感想

知らなかった邦画ですが 実在する構成作家さんの
自叙伝がベースの物語です

ツチヤは高校生の頃から TV・ラジオ番組の
大喜利コーナーにハガキを出し 実績を残すも
バイトではまともに仕事をしないため
クビになってばかりな所

吉本に入り構成作家見習いとして活動始めます
しかしツチヤは極度の人付き合いが下手な男で
周りに迷惑かけたり 軋轢を生じさせ辞めます

しかし東京で活躍する人気コンビ ベーコンズ
(というか実際にはオードリーのようなので
ここからはオードリーにします)
の若林さんに呼ばれて 構成作家として
ネタを書くようになり 大成したかと思ったら

という人間関係が苦手な男の物語でした

人付き合いが苦手な人は実際におり
その人たちを貶めるつもりはありませんが

序盤のバイトシーンで仕事出来ないのなら
仕方ないけど 他の事をやってやらないとか
あいさつも出来ないというのは感心できないし

終盤 自分の才能は優れているが社会が悪い
的な発言がありましたが 才能を判断するのは
第三者の社会であり 

その理屈が成立するなら 私は仕事出来るから
月収200万貰うとか 部長職に就きますと
自分で宣言するのと同じことだと思います

そんなので私は基本 共感出来ませんでしたが
やりたいことを限界まで突き詰めて頑張ろうとする
そんな姿勢・生き方しているのは伝わったし

何より この映画の役者さんが良くて
物語は好みではないけど ダレること無く観られました
そんなので

65点



ICE ふたりのプログラム





簡単なあらすじ

大けがを負ったフィギュアスケート選手が
再起をかけ奮闘します


感想

久しぶりのロシア映画です
アマプラにあったので観てみました

ナージャには父親はいませんが 優しい母親と
ロシアの片田舎に 2人で暮らしており 
フィギュアスケーターになる事を夢見ていますが
指導者からは才能ないと見切られてしまいます

しかし諦めなかったナージャは選手になるばかりか
有名男子選手とペアになるまで成長しました

しかし試合で大事故に遭い 車椅子生活に
今後歩けるかどうかもわからないでいると

ホッケー選手のサーシャに出会い 
彼の奔放さに支えられ 運動機能復活どころか
選手として再起を図るほどとなりました

ナージャは復活なるのか という物語で
前半は愛する母が亡くなったり 
フィギュアの才能はイマイチなかったけど
努力で才能が開花してゆく ベタな展開や

インド映画のようにミュージカルパートが
挟まれるのが 退屈でつまらなかったのに

ホッケー選手サーシャが現れた50分辺りから
一気に雰囲気が変わり 面白くなりました

大体フィギュア選手のリハビリをなんで
ホッケー選手が手伝う訳? と思ったら

サーシャの言葉は雑だけど 悪意なく前向きで
豪快な行動がナージャの不安・閉塞感を解いてゆく
その様子 とても良かったです

少しネタバレですみません
励ましている途中 サーシャが車にはねられるの
大爆笑してしまいましたwww

そしてラストは絶対にあり得ない展開となるの
他の映画なら絶対に私は認めません
そんな荒唐無稽なことあり得ないだろと

しかしこれまでのサーシャの存在により
素直に受け入れられる事ができ とても良くて
ラストシーン 感動してしまいました

いやー前半で観るの辞めないでよかった
とても面白かったです


92点