映画紹介1141 La Passion de Dodin Bouffant・死刑にいたる病 | dokidoki感

映画紹介1141 La Passion de Dodin Bouffant・死刑にいたる病

こんにちは


これらの映画を観ました


ポトフ 美食家と料理人




簡単なあらすじ

フランスでアイデアマンの美食家と料理人が
見事な料理で客をもてなします


感想

フランスのヒューマンドラマです

美食家のドダンは色んな料理を思いつき
料理人のウージェニーはそれを再現する凄腕で
2人のコンビは知人から大絶賛されます

ある日 美しく音楽の才能がある少女が来て
料理を食べさせると 食材を言い当て驚き
親に料理を学ばせるよう進言します

またドダンが皇太子に夕食に招かれて行くと
満足できず皇太子に料理を振舞おうとします

少女の選んだ道とは 皇太子に提供するため
選んだ料理とは という物語です

冒頭30分弱 フランス料理の工程ばかりで
どれも凝っているから 当然真似できないし

しかも魚の内臓や ザリガニ 鶏のトサカという
馴染みがない食材なので 美味しさに共感は出来ず
とても長く感じてしまいました

そして少女の事や 偉いさんの事になり
ようやく物語が展開するかと思ったら また料理

終盤フランス映画らしい展開となるのですが
このラストは尻切れトンボで消化不良

私にはイマイチな映画でした


43点




死刑にいたる病




簡単なあらすじ

連続殺人犯の男が 旧知の青年に1つの事件は
自分の犯罪ではないから調べてくれと言います
青年がたどり着いた真相とは・・・


感想

邦画サスペンスで存在は知っていましたが
ハズしそうな匂いが漂い敬遠していたけど
原作が櫛木理宇さんと知り 
アマプラにあったので観てみました

大学生の雅也は三流大学であることに卑下し
実家に戻ると 父親からは疎ましがられて
居場所がなかったりで 鬱屈とした毎日

ある日東京拘置所から 収監されている犯罪者
樺村から会いたいと手紙が来て戸惑います

樺村は24人のティーン達を激しく拷問した挙句
殺害したという ガイキチなサイコキラーで
死刑判決が下った人物

しかし雅也が中学の頃 樺村の営むパン屋で
優しく接してくれ 想いのある人物なので
面会してみると

9件の事件で立件され 有罪となったけど
9件目の事件は 自分はやっていないと主張し
雅也に調べてくれと言います

昔の思い出がある雅也は 成り行きから調べると
他の犯罪者達と9件目の被害者は年齢 手口
背景が違うことがアッサリ判明し
詳しく調査してゆくうちに 判明した事とは

という物語で 序盤から激しい拷問シーンあり
脱落したり 不愉快になる人はいるでしょうね
なのでネットの点数低い理由でしょうが

私は韓国サスペンス映画を彷彿するので
期待高まるし 検索すると監督が孤狼の血等の
白石監督と知り納得でしたが

私は櫛木さんの本 まだ2冊しか読んでませんが
その猟奇性はわかるから 苦手な人は
観ない方が良いと思うのですが
阿部サダヲさんだから 手を出した人いるのでしょう

そんな安倍さんの怪演は見事だし
雅也役の人が 懸命に調べて行くうちに
少しずつ明かされる真実は どうなるのだろと
ミステリー感ありまくりでした

色んなフラグあるから 序盤から展開を想像するも 
まったく予想はハズレてしまったラストは
意外性があると言えるのですが

ちょっと無理があるのと説明不足な気がしました
多分原作は丁寧に描いているのでしょうけど
映画だと時間的に難しかったのでしょうね

でもまあまあ面白かったです

71点